
YouTubeは2026年8月、YouTube Partner Program(YPP)の収益化条件を2027年2月1日から変更すると発表しました。
今回の変更で特に大きいのが、新しくYouTubeで広告収益化を目指すクリエイターの条件です。
これまで長尺動画の場合は「登録者1,000人+過去12か月で4,000時間の視聴時間」が大きな目標でしたが、2027年2月1日以降は「登録者1,000人+過去365日で8,000時間の対象視聴時間」に引き上げられます。
Shorts経由の場合についても、必要な視聴回数が1,000万回から2,000万回へ増加します。
ゲーム実況をこれから始めようと思っている人にとっては、かなり大きな変更です。
一方ですでに収益化しているチャンネルまで、突然8,000時間を達成しなければ収益化を剥奪されるわけではありません。
この記事では、
- 2027年からYouTubeの収益化条件がどう変わるのか
- 今までの条件との違い
- すでに収益化している人への影響
- ゲーム実況者への影響
- ライブ配信は視聴時間に含まれるのか
- Shortsをやったほうがいいのか
- 2027年までにゲーム実況者がやっておきたいこと
などを、できるだけわかりやすく解説します。
※本記事は2026年8月17日時点でYouTubeが公開している情報をもとにしています。
YPPとは「YouTube Partner Program(YouTube パートナー プログラム)」の略です。
YouTubeで広告収益などを受け取るための仕組みで、一定の条件を満たして参加すると、
- 動画広告の収益
- YouTube Premiumからの収益
- Super Chat
- Super Thanks
- チャンネルメンバーシップ
- ショッピング機能
などの収益化機能を利用できるようになります。
YouTubeの収益化条件が2027年2月1日から変更
今回変更されるのは、主にYouTube Partner Program(YPP)で広告収益やYouTube Premiumからの収益を受け取るための条件です。
現在と2027年2月1日以降を比較すると次のようになります。
| 条件 | 現在 | 2027年2月1日以降の新規申請 |
|---|---|---|
| チャンネル登録者数 | 1,000人 | 1,000人 |
| 長尺動画ルート | 4,000時間 / 12か月 | 8,000時間 / 365日 |
| Shortsルート | 1,000万回 / 90日 | 2,000万回 / 90日 |
つまり登録者数については1,000人のままですが、視聴時間とShorts再生数については実質2倍になります。
ゲーム実況チャンネルで通常動画やライブ配信を中心に活動する場合は、「8,000時間」が非常に重要な数字になります。
いつから変更される?
新しい収益化条件が適用されるのは、2027年2月1日からです。
2026年8月時点では、まだ現在の条件が適用されています。
現在の広告収益化条件は、
- チャンネル登録者1,000人
- 過去12か月で4,000時間の対象視聴時間
または、
- チャンネル登録者1,000人
- 過去90日間で1,000万回の対象Shorts視聴
となっています。
そのため、現在ゲーム実況チャンネルを運営していて収益化ラインに近い人は、2027年2月1日までに条件を達成してYPPへ参加できるかどうかがかなり重要になってきます。
すでに収益化している人も8,000時間必要?
ここは今回の変更でも特に勘違いしやすいポイントです。
結論からいうと、
すでにYPPへ参加しているチャンネルが、改めて8,000時間を達成する必要はありません。
YouTubeは新しい8,000時間・2,000万Shortsの基準について、「すでにYPPに参加しているクリエイターには影響しない」と明記しています。
つまり、
「今4,500時間で収益化しているけど、2027年になったら広告が止まる」
というわけではありません。
今回8,000時間へ引き上げられるのは、基本的に2027年2月1日以降に広告・Premium収益の対象として新規参加を目指すクリエイターです。
ただし既存の収益化チャンネルにも変更はある
「既存YPPには何も影響がない」というわけでもありません。
2027年からは、YPP内でチャンネルが「活動している」と判断されるための基準も変更されます。
2027年2月1日以降、次のいずれかを満たしているチャンネルがアクティブとみなされます。
- 過去365日で1,000時間の対象視聴時間
- 過去90日で100万回の対象Shorts視聴
- 90日ごとに長尺動画を2本アップロード
- 90日ごとにShortsを5本アップロード
この条件を見ると、普通にゲーム実況を続けている人ならそれほど厳しいものではありません。
たとえば3か月に2本以上ゲーム動画を投稿しているのであれば、投稿本数だけでも活動条件を満たせます。
毎週投稿しているチャンネルや定期的にライブ配信しているゲーム実況者であれば、大きく心配する必要はなさそうです。
逆に注意したいのは、
「昔収益化したゲーム実況チャンネルを何年も放置している」
というケースです。
活動条件を下回るとすぐにYPPから外される?
YouTubeによると、活動条件を下回ったクリエイターには追加で90日間の猶予が設けられます。
その期間中に、
- 過去365日で1,000時間の対象視聴時間
- 過去90日で100万回の対象Shorts視聴
などの条件を満たすことで、活動状態を回復できます。
そのため一時的に投稿できなかっただけで、すぐYPPから追い出されるという仕組みではありません。
とはいえ、今後は「収益化したら放置してもずっとそのまま」という運用はしにくくなりそうです。
既存の収益化チャンネルは2027年1月31日までに新しい規約を確認しよう
すでにYPPへ参加しているゲーム実況者にも、もうひとつ重要なポイントがあります。
YouTubeは既存のパートナーに対して、2027年1月31日までにYouTube Studioから更新された収益化規約を確認・承認するよう案内しています。
期限までに対象となる更新規約を承認していない場合、2027年2月1日から該当する収益化機能の収益が停止します。
ただし規約を承認しなかっただけでYPPそのものから自動的に追放されるわけではありません。
後から更新された規約に同意することで、対象となる収益化機能へ再びアクセスできます。
2027年が近づいてきたら、一度YouTube Studioの「収益化」ページを確認しておくのがおすすめです。
ゲーム実況者にとって8,000時間はどれくらい大変?
今回もっとも気になるのが、
「8,000時間ってどのくらい?」
という部分でしょう。
8,000時間を分にすると、
480,000分
です。
仮に1回の再生で平均10分間視聴された場合、
約48,000再生
が必要になります。
平均視聴時間ごとに単純計算すると、おおよそ次のようになります。
| 平均視聴時間 | 8,000時間に必要な再生回数の目安 |
|---|---|
| 5分 | 約96,000回 |
| 10分 | 約48,000回 |
| 15分 | 約32,000回 |
| 20分 | 約24,000回 |
| 30分 | 約16,000回 |
もちろん実際には動画ごとの視聴時間やライブ配信なども合算されます。
そのため必ず何万再生必要というわけではありません。
とはいえ、これまで4,000時間だった条件が8,000時間になるので、新規チャンネルにとってハードルがかなり上がることは間違いありません。
はむしろ視聴時間を稼ぎやすいジャンルでもある
一見すると「8,000時間なんて無理では?」と思うかもしれません。
しかしゲーム実況には大きなメリットがあります。
それが動画を長くしやすいことです。
たとえば、
- ゲーム実況
- 攻略動画
- ボス攻略
- ストーリー実況
- 縛りプレイ
- RTA
- 初見プレイ
- ライブ配信
- 新作ゲーム紹介
- アップデート解説
などは10~30分以上の動画を比較的自然に作れます。
数十秒から数分程度の動画が中心となるジャンルよりも、一人の視聴者から得られる視聴時間を伸ばしやすいのがゲームジャンルの強みです。
特に攻略系コンテンツは検索から長期間アクセスされる可能性があるため、ゲーム発売直後だけでなく継続的に視聴時間を積み上げられる可能性があります。
ゲームのライブ配信は視聴時間に入る?
ゲーム実況者にとって非常に重要なのがライブ配信です。
YouTubeでは、収益化条件の対象にならない視聴時間として、
- 非公開動画
- 限定公開動画
- 削除された動画
- 広告キャンペーン
- Shorts
- 限定公開・削除済み・VOD化されていないライブ配信
などを挙げています。
逆に考えると、公開状態で配信し、配信終了後もVODとして公開しているライブ配信の視聴時間は収益化条件に活用できます。
これはゲーム実況者にとってかなり大きなメリットです。
たとえば10人が平均2時間視聴してくれれば、
10人 × 2時間 = 20時間
になります。
同じような配信を100回行えば単純計算で2,000時間です。
実際には同時接続数や視聴時間が変動しますが、ゲーム配信は通常動画だけで8,000時間を狙うよりも、視聴時間を積み上げやすい方法のひとつです。
Shortsを投稿しても8,000時間には加算されない
ここもかなり重要です。
Shorts Feedから獲得した視聴時間は、長尺動画側の収益化条件である対象視聴時間には含まれません。
つまり、
「Shortsを大量投稿して8,000時間を達成する」
という方法は使えません。
ShortsにはShorts専用の収益化ルートがあります。
2027年2月以降に新しく広告・Premium収益を目指す場合は、
登録者1,000人+90日間で2,000万回の対象Shorts視聴
が必要になります。
2,000万回という数字を考えると、ゲーム実況初心者がShortsだけでYPP広告収益化を狙うのはかなりハードルが高いでしょう。
Shortsの収益にも2027年から新しい条件が追加
すでにYPPへ参加しているクリエイターについても、Shortsの収益には大きな変更があります。
2027年2月1日から、Shortsの広告およびサブスクリプション収益分配を受け取るには、
過去90日間で1,000万回の対象Shorts視聴
が必要になります。
このラインを下回ったとしてもYPPそのものから追放されるわけではありません。
長尺動画からの収益化は継続可能で、再び90日間1,000万回を超えるとShortsの収益分配も自動的に再開されます。
これはShorts中心のゲームチャンネルにはかなり大きな変更です。
逆に通常動画・ライブ配信が中心で、Shortsを集客用として使っているチャンネルなら影響は比較的小さいでしょう。
実は「登録者500人」の収益化条件はなくならない
YouTubeには現在、広告収益とは別に、より早い段階から一部収益化機能を利用できる拡張YPPがあります。
現在は、
- 登録者500人
- 過去90日以内に公開動画3本
- 過去12か月で3,000時間の対象視聴時間
または、
- 登録者500人
- 過去90日以内に公開動画3本
- 過去90日間で300万回の対象Shorts視聴
などの条件を満たすことで、対象地域ではファンファンディングやShoppingなど一部の収益化機能へ早期アクセスできます。
YouTubeは2027年の変更について、この早期収益化ラインは変更しないとしています。
つまり2027年以降も、
「登録者500人でYouTubeから一切収益化できなくなる」
というわけではありません。
広告収益の本格的なラインが8,000時間へ上がると考えるとわかりやすいでしょう。
登録者500人と1,000人では何が違う?
ざっくり分けると次のようになります。
| 段階 | 主な条件 | 主な収益化 |
|---|---|---|
| 早期YPP | 登録者500人+3,000時間など | メンバーシップ・Super Chat・Super Thanksなど |
| 広告収益化 現在 | 登録者1,000人+4,000時間など | 広告・Premiumなど |
| 広告収益化 2027年2月以降の新規 | 登録者1,000人+8,000時間など | 広告・Premiumなど |
ゲーム配信者の場合、500人ラインを超えることでSuper Chatなどを利用できる可能性があります。
そのため最初から8,000時間だけを見るのではなく、
500人
↓
1,000人
↓
8,000時間
というように段階的に目標を作るのもおすすめです。
ゲーム実況者は2027年までに収益化したほうがいい?
現在すでに、
- 登録者700~1,000人
- 視聴時間2,000~4,000時間
あたりまで来ているゲーム実況チャンネルなら、2027年2月までに現在の条件でYPP参加を目指す価値はかなり高いでしょう。
現在の4,000時間と2027年以降の8,000時間では、必要な視聴時間が2倍違います。
2026年後半にゲーム実況を始めるのであれば、
「まず4,000時間を狙う」
という明確な期限付き目標を作るのもよいでしょう。
これからゲーム実況を始めるならShortsだけに依存しないほうがいい
2027年以降の条件を見ると、個人的にはゲーム実況初心者ほど「Shortsだけのチャンネル」にするより、
Shorts
+
通常動画
+
ライブ配信
を組み合わせるのが重要になってくると考えられます。
たとえば、
Shorts
↓
ゲームを知ってもらう
通常動画
↓
攻略・解説・面白い企画を見る
ライブ配信
↓
長時間視聴してもらう
という流れです。
Shortsは非常に拡散力がありますが、新規YPPのShortsルートでは90日で2,000万回というかなり高い条件になります。
一方、通常動画やライブ配信なら一人の視聴者が10分、30分、1時間と見てくれることもあります。
ゲームというジャンルは、この長時間視聴との相性が非常に良いです。
ゲーム実況で8,000時間を狙うなら攻略動画もおすすめ
「実況だけ」で伸ばそうとすると、有名実況者との競争になりやすくなります。
そこでおすすめなのが検索される動画を混ぜることです。
たとえば新作ゲームなら、
- 序盤おすすめ武器
- おすすめ設定
- レベル上げ方法
- ボス攻略
- 隠しアイテム
- 最強装備
- 初心者が最初にやること
- クリア時間
- エンディング条件
- トロフィー攻略
などです。
ゲーム名で検索している人へ動画が表示されるため、チャンネル登録者が少ない状態でも再生される可能性があります。
そして攻略動画から実況動画やライブ配信へ誘導できれば、視聴時間をさらに伸ばせます。
新作ゲームは発売直後が狙い目
ゲーム実況チャンネルを伸ばすうえで、新作ゲームは非常に重要です。
発売されたばかりのゲームは、
「攻略方法がわからない」
「設定を知りたい」
「ボスを倒せない」
「おすすめ装備を知りたい」
など新しい検索需要が大量に発生します。
発売日にプレイして、
1日目:初心者向け動画
2日目:おすすめ武器
3日目:ボス攻略
4日目:知っておきたい小ネタ
5日目:ライブ配信
といった形でコンテンツを増やすこともできます。
特に小~中規模のゲームでは、大手実況者が動画を出していない検索キーワードが残っていることもあります。
配信アーカイブを残すのも重要
ゲーム実況者の場合、ライブ配信が終わったらすぐ削除するのではなく、問題がなければアーカイブとして公開しておくのがおすすめです。
YouTubeは、限定公開・削除済み・VOD化されていないライブ配信の視聴時間をYPP条件の対象外としています。
せっかく数時間配信して視聴時間を獲得しても、対象外の状態にしてしまうと収益化条件に活用できない可能性があります。
ただし配信アーカイブを大量に残すことでチャンネルページが見づらくなる場合もあります。
通常動画とライブ配信の再生リストを分けるなど、整理しておくとよいでしょう。
「無言でゲームを流すだけ」は収益化で注意
ゲーム実況の場合、もうひとつ知っておきたいのがゲーム映像そのものの権利です。
YouTubeはゲーム動画について、ゲーム会社・パブリッシャーから与えられている商用利用権によって収益化の可否が変わると説明しています。
また、適切なライセンス条件がない場合、長時間ただゲームプレイを映しているだけの動画については収益化が認められない可能性があるとしています。
一方で、
- 実況
- 攻略解説
- 教育的な説明
- ゲーム画面に対応した解説
など、動画へ独自の価値を加えることが重要になります。
ゲーム実況者なら、単純にプレイ画面を録画してアップロードするだけではなく、
「自分の声」
「リアクション」
「攻略解説」
「編集」
「検証」
などを加えるのがおすすめです。
個人的には検証や解説などの動画はよく見てしまいますね!
ゲーム会社ごとの配信ガイドラインも確認しよう
ゲームは購入したからといって、必ず自由に商用配信できるとは限りません。
メーカーによって、
- 個人なら収益化可能
- YouTubeの公式収益化機能のみOK
- 特定のムービーは禁止
- 発売直後の特定区間は禁止
- エンディング部分は禁止
- 音楽のみの投稿は禁止
などルールが異なる場合があります。
YouTube側も、ゲーム映像の収益化についてゲームパブリッシャーから付与される商用利用権を確認するよう案内しています。
ゲーム実況を投稿する前に、
「ゲーム名 配信ガイドライン」
「メーカー名 動画投稿ガイドライン」
などで公式ルールを確認するようにしましょう。
暴力的なゲームは広告収益化できない?
GTAやFPS、ホラーゲームなどを配信している人は、暴力表現についても気になるところでしょう。
YouTubeの広告掲載に適したコンテンツのガイドラインでは、編集されていない通常のゲームプレイ中の暴力表現については、一般的に広告掲載が可能とされています。
一方で、過激な暴力そのものを見せることを目的とした映像や、残虐表現を中心に編集したモンタージュなどは広告制限の対象になる可能性があります。
たとえば、
「普通にFPSをプレイする」
のと、
「残虐なキルシーンだけを大量にまとめる」
のでは扱いが異なる可能性があります。
ホラーゲームやFPSを扱う場合は、サムネイルや冒頭部分も含めて過激な表現を必要以上に強調しないほうが安全でしょう。
2027年以降はYouTube Premiumからの収益にも注目
今回の発表ではPremium Liteについても変更が発表されています。
YouTubeはPremium LiteをYouTube Premium提供国へ拡大する方針で、PremiumおよびPremium Lite加入者から得られる収益についてもクリエイターへ分配します。
YouTubeによれば、長尺動画ではクリエイター側への収益分配率は55%、Shortsでは45%です。
ゲーム実況のように長時間視聴されやすいコンテンツにとって、YouTube Premiumユーザーによる視聴も今後さらに重要になってくる可能性があります。
ゲーム実況者が2027年までにやっておきたいこと
今回の変更を踏まえると、これからゲーム実況を始める人や、まだ収益化できていない人は次のような運用がおすすめです。
1. 2027年2月までに4,000時間を目指す
すでにある程度チャンネルが成長しているなら、最優先です。
現在の条件でYPPへ参加できれば、新規申請者向けの8,000時間条件へ改めて挑戦する必要はありません。
2. Shortsだけに頼らない
ゲームの面白い場面をShortsにして新規視聴者を集めつつ、通常動画へ誘導する形がおすすめです。
3. 10~30分程度の動画も作る
長尺動画は視聴時間を積み上げやすくなります。
ただ長くするだけではなく、最後まで見てもらえる内容にすることが重要です。
4. ライブ配信を活用する
ゲームはライブ配信との相性が非常に良いジャンルです。
数時間の配信を定期的に行うことで、通常動画だけよりも視聴時間を増やせる可能性があります。
5. 配信アーカイブを公開状態で残す
視聴時間を収益化条件へ活用したい場合は、公開状態やVOD化の扱いにも注意しましょう。
6. 攻略・解説動画も作る
検索される動画を増やすことで、投稿直後だけではなく継続的な視聴時間を狙えます。
7. ひとつのゲームだけに依存しすぎない
ゲームの人気が落ちると再生数も急激に下がることがあります。
メインタイトルを作りつつ、似たジャンルや新作も扱うと安定しやすくなります。
2027年からゲーム実況の収益化はかなり難しくなる?
新規クリエイターにとっては間違いなく難しくなります。
特に、
4,000時間 → 8,000時間
という変更は大きいです。
ただしゲーム実況については、
- 長時間動画を作りやすい
- ライブ配信ができる
- 攻略動画を作れる
- 新作需要を狙える
- シリーズ化しやすい
というメリットがあります。
そのため8,000時間という数字だけを見て、ゲーム実況では収益化できないと考える必要はありません。
むしろ重要になるのは、
「登録者を増やすことだけを考えるのではなく、視聴者が長く見てくれるチャンネルを作ること」
でしょう。
これからは登録者数より視聴時間が大きな壁になるかも
これまでは、
「登録者1,000人が一番大変だった」
という人も少なくありませんでした。
しかし8,000時間になると、登録者1,000人を達成しているのに視聴時間が足りないチャンネルが増える可能性があります。
たとえばShortsで登録者だけ増えたチャンネルでは、
登録者1,500人
↓
通常動画の視聴時間2,000時間
↓
収益化できない
ということも起こり得ます。
そのため2027年以降は、
「登録者数」
だけではなく、
「長尺動画をどのくらい見てもらえるか」
がより重要になるでしょう。
ゲーム実況なら「Shorts→通常動画→ライブ」の流れを作りたい
これからゲーム実況チャンネルを始めるのであれば、個人的におすすめしたいのが3種類の動画を役割分担する方法です。
Shorts
→ 新しい人に見つけてもらう
通常動画・攻略動画
→ 検索やおすすめから継続的に視聴してもらう
ライブ配信
→ ファンになってもらい、長時間見てもらう
という形です。
たとえば、
「ボスを一撃で倒した瞬間」
をShortsに投稿。
↓
「ボスを簡単に倒す装備・攻略方法」
を通常動画に投稿。
↓
「そのゲームを最初からクリアまでライブ配信」
という流れを作ることもできます。
1回のプレイから複数のコンテンツを作れるため、ゲーム実況との相性も非常に良い方法です。
まとめ 2027年2月からYouTube収益化のハードルが大幅アップ
2027年2月1日から、YouTube Partner Programの新規広告収益化条件が大きく変更されます。
主なポイントをまとめると、
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 開始日 | 2027年2月1日 |
| 登録者数 | 1,000人 |
| 長尺動画 | 4,000時間 → 8,000時間 |
| Shorts | 1,000万回 → 2,000万回 |
| 既存YPP | 新規8,000時間条件の対象外 |
| 500人の早期YPP | 基本条件は変更なし |
| Shorts収益 | 90日で1,000万対象視聴が必要 |
| 既存YPP | 新たな活動条件あり |
| 規約 | 2027年1月31日までに更新内容を確認 |
となります。
これからゲーム実況を始めようと思っている人にとって、収益化までのハードルはこれまでより高くなります。
特に通常動画の場合、
「4,000時間 → 8,000時間」
と必要な視聴時間が2倍になるため影響はかなり大きいでしょう。
一方、すでにYouTube Partner Programへ参加しているチャンネルが、新しい8,000時間の条件を改めて達成する必要はありません。
2026年現在、すでに登録者1,000人や4,000時間が見えているゲーム実況チャンネルであれば、2027年2月になる前に現在の条件で収益化を目指してみる価値は十分あります。
また今後ゲーム実況を始めるのであれば、Shortsだけに頼るのではなく、
「Shortsで新規視聴者を集める」
↓
「攻略・実況動画を見てもらう」
↓
「ライブ配信へ来てもらう」
という形で、チャンネル全体の視聴時間を増やしていくことがこれまで以上に重要になりそうです。
これからゲーム実況を始めようと思っている人は、条件が変わる前の今がひとつのチャンス。無理に焦らず、まずは楽しみながら続けていきましょう!





