
夏になると無性に遊びたくなるゲームといえば、「ぼくのなつやすみ」シリーズ。
田舎で虫取りをしたり、魚を釣ったり、知らない場所を探検したり。
派手なバトルや明確なクリア目標があるゲームではありませんが、「子どものころの夏休み」を丸ごと体験できる独特の雰囲気から、現在でも根強い人気があります。
初代『ぼくのなつやすみ』が発売されたのは2000年。PlayStationを代表する作品のひとつとして、PlayStation公式の歴史ページでも紹介されています。
この記事では、
- ぼくのなつやすみ歴代シリーズ一覧
- 各作品の発売日・対応機種
- PSP版とオリジナル版の違い
- 初めて遊ぶならどれがおすすめ?
- シリーズを遊ぶ順番
- Switch・PS5・PCで遊べるのか
などをまとめて紹介します。
ぼくのなつやすみ2は神ゲーですよね!!
ぼくのなつやすみ歴代ソフト一覧
「ぼくのなつやすみ」のナンバリング作品は1~4までの全4作品です。
さらに初代と『2』にはPSP向けリメイク版が発売されているため、リメイクを別タイトルとして数えると全6作品あります。
発売順に並べると次のとおりです。
| 発売日 | タイトル | 機種 |
|---|---|---|
| 2000年6月22日 | ぼくのなつやすみ | PS |
| 2002年7月11日 | ぼくのなつやすみ2 海の冒険篇 | PS2 |
| 2006年6月29日 | ぼくのなつやすみポータブル ムシムシ博士とてっぺん山の秘密!! | PSP |
| 2007年7月5日 | ぼくのなつやすみ3 -北国篇- 小さなボクの大草原 | PS3 |
| 2009年7月2日 | ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」 | PSP |
| 2010年6月24日 | ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密! | PSP |
『2』は2002年7月11日、『3』は2007年7月5日、『4』は2009年7月2日、最後のパッケージ作品となる『ポータブル2』は2010年6月24日に発売されています。
それぞれどんな作品なのか、順番に見ていきましょう。
ぼくのなつやすみ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | ぼくのなつやすみ |
| 発売日 | 2000年6月22日 |
| 対応機種 | PlayStation |
| 時代 | 1975年(昭和50年) |
| シリーズ | 第1作 |
すべての始まりとなった初代『ぼくのなつやすみ』。
2000年6月22日にPlayStation向けソフトとして発売されました。
プレイヤーは小学3年生の「ボクくん」となり、夏休みの1か月間を田舎で過ごします。
ゲーム内では、
- 虫取り
- 虫相撲
- 魚釣り
- 朝顔の世話
- ラジオ体操
- 家の周辺を探検
- 住人との交流
など、いかにも「夏休み」らしい遊びを自由に楽しめます。
このゲームのおもしろいところは、何かをしなければならないわけではないこと。
一日中虫を追いかけてもいいですし、知らない道を探検してもいい。
景色を眺めながら何もしなくても構いません。
PlayStation公式でも、目的は夏休みを過ごすことであり、遊び回るのも景色を眺めるのもプレイヤー次第という作品として紹介されています。
シリーズ独特の「夏が終わってしまう寂しさ」も、この時点ですでに完成されています。
初代がおすすめな人
- シリーズを最初から体験したい
- 昭和の田舎の雰囲気が好き
- シンプルなぼくなつを遊びたい
- レトロゲームが好き
シリーズの原点を知りたいなら、やはり外せない1本です。
ぼくのなつやすみ2 海の冒険篇
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | ぼくのなつやすみ2 海の冒険篇 |
| 発売日 | 2002年7月11日 |
| 対応機種 | PlayStation 2 |
| 時代 | 1975年(昭和50年) |
| シリーズ | 第2作 |
2002年にPS2で発売されたシリーズ第2作。
初代が「山の夏休み」という印象だったのに対し、『ぼくなつ2』では海辺の町で過ごす夏休みがテーマになっています。
舞台となるのは小さな港町「富海(ふみ)」。
虫取りや魚釣りといったシリーズ定番の遊びに加えて、海を泳いで探索できるようになったのが大きな特徴です。
『1』とは同じ夏休みをテーマにしながらも、ストーリー上の関連性はほとんどなく、単体でも楽しめる作品になっています。
ぼくなつ2の特徴
- 海で泳げる
- 港町を自由に探索できる
- 魚釣りが楽しい
- 自転車で移動できる
- 駄菓子を買える
- 海底探索がある
- 登場人物のドラマが充実
「海のある夏休み」というだけで、初代とはかなり雰囲気が変わっています。
青い海、セミの声、夕暮れの港町。
ぼくなつシリーズの雰囲気が好きなら一度は遊んでほしい作品です。
ぼくのなつやすみポータブル ムシムシ博士とてっぺん山の秘密!!
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | ぼくのなつやすみポータブル ムシムシ博士とてっぺん山の秘密!! |
| 発売日 | 2006年6月29日 |
| 対応機種 | PSP |
| ベース作品 | ぼくのなつやすみ |
2006年6月29日にPSPで発売された、初代『ぼくのなつやすみ』のリメイク版です。
単純にPS版をPSPへ移植しただけではなく、新しいイベントなどが追加されています。
そのため、
「今から初代ぼくなつを遊びたい」
という人はこちらを選ぶのもおすすめです。
携帯ゲーム機なので、布団やソファでゴロゴロしながら遊べるのも『ぼくなつ』との相性が抜群。
PS版とPSP版どちらがおすすめ?
オリジナルの雰囲気をそのまま味わいたいならPS版。
追加要素を含めて遊びたいならPSP版がおすすめです。
ストーリーの基本部分は共通なので、両方を必ずプレイする必要はありません。
ぼくのなつやすみ3 -北国篇- 小さなボクの大草原
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | ぼくのなつやすみ3 -北国篇- 小さなボクの大草原 |
| 発売日 | 2007年7月5日 |
| 対応機種 | PlayStation 3 |
| 時代 | 1975年(昭和50年) |
| 舞台 | 北海道 |
シリーズ唯一のPS3作品が『ぼくのなつやすみ3』です。
2007年7月5日に発売されました。
舞台は1975年の北海道にある架空の町「花詩」。
母親が出産を控えているため、主人公のボクくんが北海道のおじさんの家で1か月を過ごすことになります。
最大の特徴は、やはりPS3によって大幅に進化したグラフィック。
それまでの作品以上に広大な自然が描かれており、北海道らしい牧場や草原を探索できます。
ぼくなつ3の特徴
- 北海道が舞台
- 広大な草原
- 牧場での生活
- PS3による美しいグラフィック
- 虫取り
- 魚釣り
- 水遊び
- 住人との交流
シリーズ1~3は1975年を舞台としており、次の『4』から時代が10年進みます。
「海よりも山や草原が好き」という人には特におすすめです。
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」 |
| 発売日 | 2009年7月2日 |
| 対応機種 | PSP |
| 時代 | 1985年(昭和60年) |
| 舞台 | 瀬戸内海 |
ナンバリングとして最後の作品となったのが『ぼくのなつやすみ4』。
2009年7月2日にPSPで発売されました。
これまでのシリーズと大きく違うのが時代設定です。
『1』『2』『3』は1975年でしたが、『4』では10年後となる1985年(昭和60年)が舞台になっています。
舞台も瀬戸内海へ変更。
海や島を舞台に、これまで以上に冒険色の強い夏休みを楽しめます。
タイトルにもあるように「少年探偵団」という要素があり、子どもたち同士で遊び回る雰囲気が強いのも特徴です。
ぼくなつ4の特徴
- 瀬戸内海が舞台
- 1985年の夏休み
- 島を探索できる
- 海で泳げる
- 少年探偵団
- 秘密基地
- 昭和80年代らしいアイテムや遊び
シリーズ後期だけあって遊べる要素も多く、
「とにかく夏休みを遊び尽くしたい」人におすすめしたい作品です。
ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密! |
| 発売日 | 2010年6月24日 |
| 対応機種 | PSP |
| ベース作品 | ぼくのなつやすみ2 海の冒険篇 |
2010年6月24日にPSPで発売された『ぼくのなつやすみ2』のリメイク作品です。
PS2版の内容をベースにしながら、新しい要素が追加されています。
タイトルにもなっている「ナゾナゾ姉妹」や「沈没船」など、オリジナル版を遊んだ人でも楽しめる内容になっています。
PlayStation公式でも、『ぼくのなつやすみ2 海の冒険篇』のリメイク版として紹介されています。
そして意外ですが、2026年現在までに発売された「ぼくのなつやすみ」シリーズのパッケージ作品では、本作が最後のタイトルとなっています。
『ぼくなつ4』より後に発売されているため、
- ナンバリング最後 → ぼくなつ4
- 発売されたソフトとして最後 → ぼくなつポータブル2
という違いがあります。
ぼくのなつやすみは全部で何作品?
整理すると、ナンバリングは次の4作品です。
| ナンバリング | タイトル |
|---|---|
| 1 | ぼくのなつやすみ |
| 2 | ぼくのなつやすみ2 海の冒険篇 |
| 3 | ぼくのなつやすみ3 -北国篇- 小さなボクの大草原 |
| 4 | ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」 |
さらに、
- ぼくのなつやすみポータブル
- ぼくのなつやすみポータブル2
という2本のリメイク作品があります。
そのため、ナンバリングは4作品、リメイクを含めた歴代タイトルは6作品と覚えておけば分かりやすいでしょう。
ぼくのなつやすみを遊ぶ順番は?
基本的には好きな作品から遊んでOKです。
シリーズ作品ではありますが、RPGのように前作のストーリーを知らないと内容が理解できない作りではありません。
特に『ぼくなつ2』は、初代と同じテーマを持ちながらストーリー上の関連性はほとんどない作品として作られています。
ただしシリーズの進化を楽しみたいなら、
ぼくなつ1 → 2 → 3 → 4
のナンバリング順がおすすめ。
ゲーム機を用意しやすいなら、
ぼくなつポータブル → ぼくなつポータブル2 → ぼくなつ4
とPSP中心で遊ぶ方法もあります。
初めて遊ぶならどの「ぼくなつ」がおすすめ?
個人的に初めての1本として選びやすいのは、
『ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!』
です。
PS2版『2』の魅力をベースにしながら追加要素もあり、山・海・虫取り・魚釣り・探索といった「ぼくなつらしさ」をまとめて楽しめます。
ただし、求めている夏休みによっておすすめは変わります。
| こんな人におすすめ | 作品 |
|---|---|
| 原点を体験したい | ぼくのなつやすみ |
| 初代を追加要素込みで遊びたい | ぼくなつポータブル |
| 海辺の夏休みが好き | ぼくのなつやすみ2 |
| 『2』を追加要素込みで遊びたい | ぼくなつポータブル2 |
| 北海道・牧場・草原が好き | ぼくのなつやすみ3 |
| 探検や秘密基地が好き | ぼくのなつやすみ4 |
どれを選んでも「夏休み」という根本部分は共通しています。
ぼくのなつやすみはSwitchで遊べる?
残念ながら、今回紹介した歴代『ぼくのなつやすみ』は、
- PlayStation
- PlayStation 2
- PlayStation 3
- PSP
向けに発売された作品です。
ただ、
「Switchでぼくなつみたいなゲームを遊びたい」
という人には『なつもん! 20世紀の夏休み』という選択肢があります。
『なつもん! 20世紀の夏休み』は2023年7月28日にNintendo Switchで発売され、その後2024年6月27日にSteam版も発売されました。
さらに『ぼくのなつやすみ』シリーズを手掛けた綾部和氏が原作・脚本・ゲームデザインを担当しています。
『ぼくなつ』そのものではありませんが、
- 夏休み
- 田舎町
- 虫取り
- 魚釣り
- 住人との交流
- 1か月を自由に過ごす
といった雰囲気が好きならチェックしておきたい作品です。
ぼくのなつやすみの新作は出ない?
『ぼくのなつやすみ』は2010年発売の『ぼくのなつやすみポータブル2』を最後に、長期間シリーズ作品が発売されていません。
2016年には『ぼくのなつやすみ』をスマートフォン向けに展開することがPlayStation側から発表されましたが、当時の発表では詳細は後日公開とされていました。
一方で、その後は『ぼくなつ』の生みの親である綾部和氏が関わる『なつもん! 20世紀の夏休み』など、夏休みをテーマにした別作品も登場しています。
いつか『ぼくのなつやすみ5』や過去作のリマスターが登場してほしいところです。
まとめ|ぼくのなつやすみ歴代シリーズは全6作品
「ぼくのなつやすみ」の歴代タイトルをまとめると次のようになります。
| 順番 | タイトル | 機種 |
|---|---|---|
| 1 | ぼくのなつやすみ | PS |
| 2 | ぼくのなつやすみ2 海の冒険篇 | PS2 |
| 3 | ぼくのなつやすみポータブル | PSP |
| 4 | ぼくのなつやすみ3 | PS3 |
| 5 | ぼくのなつやすみ4 | PSP |
| 6 | ぼくのなつやすみポータブル2 | PSP |
ナンバリング自体は1~4の全4作品。
PSPで発売された『1』『2』のリメイクを含めると全6タイトルです。
初代が発売されたのは2000年ですが、今遊んでも「夏休みが終わってしまう寂しさ」は色あせません。
虫取りに夢中になったり、知らない道を探検したり、夕方になったら家へ帰ったり。
大人になってから遊ぶと、子どものころとはまた違った感覚で楽しめるシリーズです。
どれを遊ぶか迷ったら、原点を楽しみたいなら『ぼくのなつやすみ』、海を中心に遊びたいなら『ぼくのなつやすみポータブル2』、探索や遊びの多さを重視するなら『ぼくのなつやすみ4』から選んでみるといいでしょう。





