
Nintendo Switch 2専用ソフト『スプラトゥーン レイダース』を実際に一旦のクリアまでプレイしたので、本記事では率直な感想をレビューします。
結論から言うと、本作は「スプラトゥーン × サーモンラン × ハクスラ」の魅力を融合させたシリーズ最高クラスのソロアクションでした。
インクを塗りながら戦う爽快感はそのままに、武器収集やキャラクター育成、探索要素が加わったことで、「あと1回だけ」が止まらない中毒性を実現しています。
一方で、ストーリーや演出面には好みが分かれる部分もあり、すべてのプレイヤーが満点評価を付ける作品ではありません。
- 実際にプレイして感じた良かった点
- 気になった点
- ストーリーやゲーム内容
- スプラトゥーン初心者でも楽しめるのか
なるべくネタバレを抑えながら詳しくレビューします。
スプラトゥーンとは?

スプラトゥーンシリーズとは
『スプラトゥーン』は、任天堂が開発・販売する人気アクションシューティングシリーズです。
最大の特徴は「敵を倒すこと」だけではなく、インクを塗って陣地を広げるという独自のゲーム性。
インクの中を高速移動できたり、壁を登ったりと、従来のTPSにはない自由な立ち回りが魅力です。
シリーズ累計販売本数は数千万本を突破し、日本を代表するゲームシリーズへ成長しました。
- ナワバリバトル
- ガチマッチ
- サーモンラン
- ヒーローモード
など、多彩なゲームモードを楽しめる点も人気の理由です。
今回はシリーズ初の本格ソロアクション
『スプラトゥーン レイダース』は、対戦主体だった本編とは異なり、一人でじっくり遊べるアクションアドベンチャー作品として制作されました。
オンライン対戦の勝敗に左右されず、自分のペースで探索・育成・戦闘を楽しめるのが最大の特徴です。
スプラトゥーン レイダースとは?

シリーズ初の冒険に特化したスピンオフ作品
本作は、スプラトゥーンシリーズ初となるソロ向けアクションアドベンチャーです。
舞台は未知の島「ウズシオ諸島」。
プレイヤーは新主人公「メカニック」となり、「すりみ連合」と共に島に眠る財宝を探す冒険へ出発します。
しかし島には大量のシャケたちが生息しており、探索だけではなく、本格的な戦闘が待ち受けています。
ゲームシステム
- 武器収集
- 武器強化
- 装備厳選
- レベルアップ
- 財宝集め
- 島探索
RPGやハクスラ要素が追加されています。
ハック&スラッシュの略でハクスラ
「敵を倒しまくる戦闘」「武器や防具の収集(トレハン)」「キャラクターの育成やビルド」をメインに楽しむゲームジャンルのことです。
そのため、「ストーリーをクリアしたら終わり」ではなく、クリア後も武器集めや高難易度コンテンツなど長く遊べる設計になっています。
サーモンラン好きなら間違いなくハマる
ゲーム性は「ヒーローモード」というより、サーモンランを一人用に進化させた作品という印象が強く感じられました。
大量のシャケを相手に、「インク管理」「スペシャル」「ブキ性能」を考えながら立ち回る面白さは健在です。
ストーリー・世界観【ネタバレなし】

あらすじ
バンカラ街の人気ユニット「すりみ連合」は、財政難を解決するため、お宝が眠るとされる「ウズシオ諸島」へ向かいます。
しかし突然発生した巨大な嵐によってヘリが墜落。
プレイヤーが操作する「メカニック」と共に、島からの脱出と財宝探しを目指す冒険が始まります。
ストーリーはシンプルで遊びやすい
本作の物語は複雑な設定や専門用語が少なく、スプラトゥーンシリーズ未経験者でも理解しやすい内容です。
一方で、ストーリー重視のRPGのような重厚なドラマを期待すると、やや物足りなく感じる人もいるでしょう。
本作の魅力はストーリーそのものよりも、「探索」「戦闘」「武器集め」のゲームプレイに重点が置かれていると感じました。
すりみ連合の魅力も存分に楽しめる
本作では『スプラトゥーン3』で登場した「すりみ連合」がストーリーの中心人物として活躍します。
イベントシーンや掛け合いも多く、それぞれの個性がしっかり描かれているため、ファンには嬉しい内容です。
一方で、シリーズ未経験者でもキャラクター紹介が丁寧なので置いてけぼりになることはありません。
実際にプレイして感じた良かった点

スプラトゥーンの操作性で「モンハン」のようなゲームを楽しめる
まず最初に驚いたのが、本作のゲーム性です。
一言で表現するなら、「スプラトゥーンでモンハンを遊んでいるような感覚」
未知の島を探索し、シャケを倒して素材や武器を集め、より強い装備を手に入れながら成長していく流れは、モンスターハンターシリーズを思わせます。
一方で、アクションそのものは完全にスプラトゥーン。
インクを塗って移動し、ジャイロ操作で狙いを定める独特の操作感はそのまま受け継がれているため、シリーズ経験者ならすぐに馴染めます。
「スプラトゥーンは好きだけど対人戦は苦手」という人には、理想的なスピンオフ作品だと感じました。
スプラトゥーン経験者なら驚くほど遊びやすい
基本操作は『スプラトゥーン3』とほぼ共通しているため、新しいゲームにもかかわらず違和感はほとんどありません。
ブキの特性やインク管理、ジャイロ操作など、これまでの経験がそのまま活かせるため、シリーズ経験者であればチュートリアル終了後から快適にプレイできます。
特にサーモンランを遊び込んできた人なら、敵との距離感や立ち回りも自然と身についているため、序盤からスムーズにゲームへ入り込めるでしょう。
大量のシャケを一掃する爽快感はシリーズ最高クラス
本作で最も印象に残ったのが、圧倒的な爽快感です。
終盤になると画面いっぱいにシャケが押し寄せますが、強化したブキやガジェット、スペシャルを駆使して一気になぎ倒す瞬間は、まさに無双ゲームを遊んでいるかのような気持ちよさがあります。
敵の数が非常に多いにもかかわらず、処理落ちはほとんどなく、Switch 2ならではの安定した動作も高く評価したいポイントです。
視認性が非常に高く、戦闘中のストレスが少ない
敵が大量に出現するゲームでは、画面がエフェクトで埋め尽くされ、状況を把握しにくくなる作品も少なくありません。
しかし、本作ではインクや爆発エフェクトが派手でありながらも、敵の位置や攻撃が非常に見やすく設計されています。
「どの敵を優先して倒すべきか」
「今どこが危険なのか」
を瞬時に判断できるため、難しい場面でも理不尽さを感じることはほとんどありませんでした。
この視認性の高さは、スプラトゥーンシリーズならではの大きな強みだと思います。
サーモンラン好きなら何百時間でも遊べるゲーム性
本作をプレイして何度も思ったのは、「一人用サーモンランの完成形」ということです。
大量のシャケを相手に、
- ブキごとの特性を理解する
- ガジェットを組み合わせる
- スペシャルを使うタイミングを考える
- 敵の攻撃を見極める
など、常に状況判断が求められます。
サーモンラン特有の忙しさと緊張感をそのままソロ向けに落とし込んだようなゲーム性で、シリーズファンなら夢中になること間違いありません。
武器集め・育成要素がやめ時を失わせる
本作はストーリーをクリアして終わるゲームではありません。
敵を倒してより性能の高いブキを集めたり、ガジェットを組み合わせて自分だけのビルドを作ったりと、ハクスラ要素が充実しています。
「あと1本だけ武器を掘ろう」
「もう少し素材を集めよう」
そんな気持ちで周回を始めると、気づけば数時間経っていることも珍しくありません。
装備集めや育成が好きな人ほど、長く遊べる作品だと感じました。
気になった点・惜しかった点

レベル50以降は成長が鈍化し、モチベーションが下がりやすい
ストーリークリアからレベル50付近までは、新しい武器やガジェット、レベルアップによって着実に強くなれるため、非常にテンポ良く遊べます。
しかし、レベル50に到達したあたりから状況が一変します。
キャラクターの成長が緩やかになり、残るコンテンツは高難易度ステージや武器厳選が中心になるため、やることが急激に単調に感じられるようになりました。
もちろん、ハクスラが好きな人なら周回も楽しめますが、ライトユーザーはこのあたりでモチベーションが落ちやすいかもしれません。
ヘルプ機能は便利だが、マッチング仕様には改善の余地がある
本作には他のプレイヤーを助けたり、助けてもらったりできる「ヘルプ機能」があります。
ただ、実際に利用してみると少し惜しい部分もありました。
例えば、自分が助けに行く場合は初心者や進行度の低いプレイヤーをサポートしたい一方で、自分が助けを求める場合は高難易度を攻略できる熟練プレイヤーに来てほしい場面があります。
しかし、現状ではそうした住み分けができず、思うようなマッチングにならないことが少なくありません。
また、ヘルプで参加するステージを選べないため、その都度ブキや装備を変更する必要があり、テンポが悪く感じることもありました。
エンドコンテンツが「無限食堂」中心なのは物足りない
ストーリークリア後のメインコンテンツは「無限食堂」が中心になります。
やり込み要素としては十分なボリュームがありますが、基本的には同じコンテンツを繰り返し遊ぶ形になるため、長時間プレイしていると少しマンネリを感じました。
フレンドと部屋を作って遊べば印象は変わるかもしれませんが、一人で遊ぶことが多いプレイヤーにとっては、もう一つ別のエンドコンテンツが欲しかったというのが正直な感想です。
今後のアップデートで新しい高難易度コンテンツやイベントが追加されることに期待しています。
「うずしおのかけら」集めはライトユーザーにはかなり厳しい
終盤になると必要になる「うずしおのかけら」の収集は、本作の中でも特に苦労したポイントでした。
必要数が多い一方で、一度に大量に集められるわけではないため、同じステージを何度も周回することになります。
やり込みが好きな人であれば問題ありませんが、「ストーリークリア後も少し遊びたい」という程度のプレイヤーには、かなり負担が大きい要素だと感じます。
素材集めの効率を改善する仕組みや救済要素があれば、より幅広いプレイヤーが遊びやすくなるのではないでしょうか。
スプラトゥーンレイダース Amazonレビュー・口コミまとめ
Amazonレビュー
発売直後にもかかわらず、『スプラトゥーン レイダース』はAmazonでも非常に高い評価を獲得しています。
ダウンロード版は574件(8月1日時点)のグローバルレビューで★5評価が85%を占めており、多くのプレイヤーから好評を集めています。
評価 割合 ★★★★★ 85% ★★★★☆ 8% ★★★☆☆ 3% ★★☆☆☆ 1% ★☆☆☆☆ 3% 実際のレビューを見ると、「アクション性」「サーモンランとの相性」「やり込み要素」を高く評価する声が多い一方で、「ストーリー」「周回要素」については意見が分かれていました。
Amazonレビューまとめ|実際の評価は?
Amazonレビュー全体を確認すると、評価が高い理由は非常に明確でした。
高評価で多かった意見
- スプラトゥーンらしい爽快なアクション
- サーモンランを進化させたようなゲーム性
- 武器集め・育成が楽しい
- ソロでもマルチでも遊びやすい
- ボリュームがあり長く遊べる
低評価で多かった意見
- ストーリーはやや薄め
- 周回プレイが前提になりやすい
- ステージや敵の繰り返し感がある
- ドロップ運や育成バランスに不満を感じる人もいる
総合すると、「ストーリーを楽しむ作品」というより、「アクションとハクスラ要素を楽しむ作品」と評価するレビューが大半でした。
総合評価
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| ストーリー | ★★★☆☆ |
| グラフィック | ★★★★★ |
| 音楽 | ★★★☆☆ |
| アクション・戦闘 | ★★★★★ |
| やり込み要素 | ★★★★☆ |
| 快適性 | ★★★★★ |
| 総合評価 | 95点/100点 |
総評
『スプラトゥーン レイダース』は、シリーズ初のソロ向けスピンオフ作品ですが、想像以上に完成度の高いゲームでした。
最大の魅力は、スプラトゥーンならではの爽快な操作性で、モンハンのような育成・周回ゲームを楽しめることです。
ジャイロ操作による快適なエイム、インクを使った自由な移動、大量のシャケをなぎ倒す爽快感は唯一無二で、「戦っているだけで楽しい」と感じられる作品でした。
さらに、武器集めやガジェットの組み合わせ、装備の厳選といったハクスラ要素も非常に中毒性が高く、「あと1回だけ」と思ってプレイすると気付けば何時間も経っていることも珍しくありません。
一方で、惜しいと感じた部分もあります。
レベル50付近まではキャラクターがどんどん強くなるため夢中で遊べますが、その後は成長が緩やかになり、エンドコンテンツも「無限食堂」が中心になるため、人によっては単調さを感じるでしょう。
また、ヘルプ機能も便利ではあるものの、助けに行くステージを選べず、装備を合わせにくいなど改善してほしい点もありました。
それでもゲームプレイそのものの完成度は非常に高く、多少の不満点を差し引いても95点を付けられる満足度でした。
スプラトゥーンシリーズの新しい可能性を感じられる、非常におすすめできる一本です。
スプラトゥーン レイダースはこんな人におすすめ
特におすすめな人
- サーモンランが好きな人
- スプラトゥーンの操作性が好きな人
- モンハンのような育成・周回ゲームが好きな人
- ハクスラや武器厳選が好きな人
- オンライン対戦よりソロでじっくり遊びたい人
- 大量の敵を爽快に倒すゲームが好きな人
本作は「スプラトゥーンのアクションは好きだけど、対人戦は疲れる」という人には特におすすめです。
シリーズの操作感はそのままに、自分のペースで思う存分遊べるため、これまでとは違ったスプラトゥーンの魅力を味わえます。
あまりおすすめできない人
- ストーリー重視でゲームを選ぶ人
- 周回プレイや素材集めが苦手な人
- エンドコンテンツの豊富さを最優先する人
- 同じステージを何度も遊ぶことに抵抗がある人
レベル50以降は成長がゆるやかになり、欲しい装備や素材を求めて周回する時間が増えていきます。
そのため、コツコツ育成するゲームが苦手な人には少し合わないかもしれません。
まとめ
『スプラトゥーン レイダース』は、「スプラトゥーンでモンハンを遊ぶ」というコンセプトを高い完成度で実現した作品でした。
スプラトゥーンならではの快適な操作性はそのままに、武器集めや育成、ハクスラ要素を融合させたゲーム性は非常に中毒性が高く、「気付けば何時間も遊んでいた」という感覚を何度も味わいました。
もちろん、レベル50以降の成長の鈍化やエンドコンテンツの少なさ、ヘルプ機能の仕様など、改善してほしい点もあります。
しかし、それらを踏まえてもゲームとしての完成度は非常に高く、個人的には2026年に遊んだゲームの中でも満足度の高い一本です。
特に、サーモンランが好きな人や、スプラトゥーンの操作性は好きだけれど対人戦は苦手という人には、自信を持っておすすめできます。
今後のアップデートで新たなエンドコンテンツや高難易度ステージが追加されれば、さらに長く遊べる作品になるでしょう。
スプラトゥーンシリーズの新しい楽しみ方を体験したい人は、ぜひ一度プレイしてみてください。
スプラトゥーンレイダースを快適にプレイするために
【任天堂純正品】Nintendo Switch 2 Proコントローラー
switch1のプロコンもswitch2で使えますがホームボタン長押しで電源が入らないです
【任天堂ライセンス商品】スプラトゥーン レイダース ワイヤレスホリパッド
それなりに使いやすいのですがswitch1の頃から純正を使っている為か、自分は純正の方が使いやすいです。




