PCゲームパッドのおすすめメーカー|各社の特徴・代表モデルを比較

PCゲーム用のコントローラーを探していると、XboxやPlayStationだけでなく、GameSir、FLYDIGI、BIGBIG WON、8BitDoなど、聞き慣れないメーカーを目にすることが増えてきました。

特に最近のPCゲームパッドは進化がかなり速く、

・TMRスティック
・Hall Effectスティック
・1000Hz以上のポーリングレート
・背面ボタン
・トリガーストップ
・マイクロスイッチトリガー
・スティックテンション調整

など、FPS・TPSでも使いやすい機能を搭載した製品が増えています。

「結局どこのメーカーを選べばいいの?」
「GameSirとFLYDIGIって何が違う?」
「Xbox純正より社外コントローラーのほうがいい?」

と迷っている人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、2026年10月時点でPCゲーム用コントローラーを選ぶ際にチェックしておきたい主要15メーカー・ブランドをまとめました。

今回はレトロゲーム専用コントローラーや格闘ゲーム専用デバイスではなく、FPS・TPS・アクション・RPG・スポーツゲームなど、一般的なPCゲームで使いやすいゲームパッドを中心に紹介します。

ひとこと

つまり、どこのメーカーのコントローラー(PAD)が良いの!! 
どんな特徴があってどのゲームにおすすめなのってことです!


この記事ではメーカー毎の特長等をまとめていきます。

PCゲームパッドの主要メーカー15社を比較

まずは今回紹介するメーカーを一覧で確認してみましょう。

メーカー・ブランド特徴特におすすめな人
GameSir(ゲームサー)高性能と価格のバランスが非常に良いFPS・コスパ重視
FLYDIGI(フライディジ)スティックやボタンの調整機能が豊富FPS・細かく設定したい人
BIGBIG WON(ビッグビッグウォン)高ポーリングレートなど競技向け機能が強いFPS・入力速度重視
8BitDo(エイトビットドゥ)性能・価格・使いやすさのバランス型初心者~中上級者
Razer(レイザー)eスポーツ向けの本格ハイエンドFPSを本格的に遊ぶ人
SCUF(スカフ)背面パドルを中心としたプロ向け設計FPS・背面ボタン重視
Microsoft / Xbox(マイクロソフト / エックスボックス)PCとの互換性に優れた定番初めて買う人
Sony / PlayStation(ソニー / プレイステーション)PS系の配置とDualSense機能PS配置が好きな人
ASUS ROG(エイスース / アールオージー)PCゲーミング向け高性能モデルハイエンド志向
NACON(ナコン)FPS向け機能とカスタマイズ性が豊富FPS・バトロワ
GuliKit(グリキット)TMRなど磁気式スティック技術に積極的スティック性能重視
Turtle Beach / Victrix(タートルビーチ / ビクトリクス)モジュール交換による高い自由度FPS・格ゲー・万能型
PowerA(パワーエー)幅広い価格帯と豊富なラインナップコスパ重視
Thrustmaster(スラストマスター)Hall Effect技術を活かした高精度モデルスティック精度重視
Void GamingTMR・高ポーリングレートなどFPS向け機能が充実FPS・軽量・カスタマイズ重視

「とにかく無難なものが欲しい」ならXbox、
「FPS向けの高性能モデルが欲しい」ならGameSir、FLYDIGI、Razer、SCUF、Void Gamingあたりが有力です。

ただし、メーカーによって考え方がかなり違うため、それぞれ詳しく見ていきましょう。

GameSir|高性能なのに価格を抑えたモデルが多い

GameSirは、現在のPCゲームパッド市場で特に注目しておきたいメーカーのひとつです。

PC向けだけでも多数のコントローラーを展開しており、2026年10月時点の公式サイトではG7 Pro 8K PC、Tarantula 8K PCなど、競技ゲームを意識したモデルがラインナップされています。

GameSirの強みは、高性能な機能を比較的手の届きやすい価格帯まで落とし込んでいることです。

例えばG7 Pro 8K PCでは、第2世代TMRスティックに加えて、有線・2.4GHzワイヤレスの両方で8000Hzポーリングレートに対応しています。Hall Effectアナログトリガーとマイクロスイッチ式トリガーの切り替えにも対応しており、レースゲームからFPSまで使い分けられる設計です。

GameSirは、

・FPSを遊びたい
・TMRスティックが欲しい
・高ポーリングレートを試したい
・ハイエンドモデルほど高額にはしたくない

という人に特に向いています。

現在のPCゲーム用コントローラーを語るなら、まずチェックしておきたいメーカーです。

代表モデル:G7 Pro 8K PC、Tarantula 8K PCなど

FLYDIGI|スティックやボタンを細かく調整したい人向け

FLYDIGIも、FPS向けコントローラーを探していると頻繁に名前を見るメーカーです。

現在のPC向け上位ラインにはAPEX 5とVader 5 Proがあり、公式サイトでもPC Controllerとしてこの2モデルが掲載されています。

FLYDIGIの特徴は、とにかく調整できる部分が多いことです。

Vader 5 Proではスティックの抵抗を40~100gfで調整できるほか、Hall Effectスティック、Hall Effectとマイクロスイッチを切り替えられるトリガー、複数の追加ボタンなどを搭載しています。

有線・Bluetooth・2.4GHzの3種類の接続にも対応しています。

上位のAPEX 5にもスティックテンション調整機能などが搭載されており、FLYDIGI Spaceから細かな設定を変更できます。

「右スティックは少し重くしたい」
「背面ボタンをたくさん使いたい」
「自分好みの設定までしっかり作りたい」

という人にはかなり面白いメーカーです。

代表モデル:APEX 5、Vader 5 Pro

BIGBIG WON|入力速度を重視したFPS向けモデルに注目

BIGBIG WONもPCゲームパッド市場で存在感を強めているメーカーです。

特に有名なのがBLITZ 2シリーズ。

BLITZ 2 TMRでは名前の通りTMRスティックを採用しており、有線・2.4GHz USBドングル接続で2000Hzのポーリングレートに対応しています。

背面2ボタンに加えて前面にも2つの追加ボタンを搭載し、PC用ソフトウェア「BIGBIG WON TOOLS」から設定できます。

価格を抑えながら、

・TMRスティック
・高ポーリングレート
・追加ボタン
・PC設定ソフト

といったFPS向け機能をまとめて欲しい人には魅力があります。

GameSirやFLYDIGIと並んで、コストパフォーマンス重視のゲーマーならチェックしておきたいメーカーです。

代表モデル:BLITZ 2 TMR

8BitDo|性能と使いやすさのバランスが非常に良い

8BitDoというと、以前はレトロゲーム向けコントローラーのイメージが強かったメーカーですが、現在は本格的なPCゲーム用コントローラーも展開しています。

今回のようなPCゲームパッドの記事で特に注目したいのがUltimate 2 Wirelessです。

Ultimate 2 WirelessはTMRスティック、Hall Effectトリガー、1000Hzポーリングレート、2つの背面パドル、L4/R4追加ボタン、トリガーモード切り替えなどを搭載しています。

Windowsでは2.4GHzまたは有線接続が利用でき、専用の充電ドックも付属します。

8BitDoの良いところは、競技向け機能だけに振り切っていないことです。

性能は高いものの扱いやすく、

「普通のゲームにも使いたいけれどFPSも遊ぶ」

という人に向いています。

GameSirなどと比較したときにどちらが良いのかは、今後かなり詳しく比較してみたいメーカーです。

代表モデル:Ultimate 2 Wireless

Razer|FPS・eスポーツ向けハイエンドの代表格

ゲーミングマウスやキーボードで有名なRazerも、高性能ゲームパッドを展開しています。

現在特に注目したいのが、PC専用のWolverine V3 Pro 8K PCです。

TMRスティック、有線・ワイヤレス8000Hzポーリングレート、4つの背面ボタン、2つの追加バンパー、マウスクリックのような短い入力に切り替えられるHyperTriggerを搭載しています。

さらにRazer Synapse 4を使ってスティック感度やボタン配置、プロファイルなどを設定できます。

RazerはGameSirやBIGBIG WONと比較すると価格帯は高めですが、

「価格よりもFPS性能を重視したい」

という人には有力候補になります。

現在はWolverine V3 Pro 8K PCだけでなく、有線モデルのWolverine V3 Tournament Edition 8K PCなども展開されています。

代表モデル:Wolverine V3 Pro 8K PC

SCUF|FPSの背面パドルといえば候補に入れたい

SCUFは、プロ仕様のカスタムコントローラーで長く知られているブランドです。

特にFPSプレイヤーから支持されてきた理由のひとつが背面パドルです。

現在の注目モデルはValor Pro Wireless。

TMRスティック、4つの背面パドル、切り替え可能なインスタントトリガー、PCでの1000Hzポーリングレート、有線・ワイヤレス・Bluetoothの3種類の接続などを搭載しています。

また、PC専用シリーズにはEnvision Pro V2も存在します。

SCUFは安さを重視するメーカーではありません。

その代わり、

「右スティックから指を離さずジャンプしたい」
「FPSで背面パドルをしっかり使いたい」
「コントローラーの操作環境にお金をかけたい」

という人に向いています。

代表モデル:Valor Pro Wireless、Envision Pro V2

ひとこと

SCUFのコントローラーは細かくカスタマイズオーダーして購入することができるのでおすすめは公式サイトで購入です。

公式サイト:https://www.scufgaming.com/ww/ja/gaming/products/

Microsoft / Xbox|PCゲームパッドの基準ともいえる定番

PCゲーム用コントローラーで迷ったとき、まず候補になるのがXboxです。

Windowsを開発するMicrosoft自身のコントローラーということもあり、PCゲームとの相性の良さが大きな特徴です。

Xbox Wireless ControllerはWindows 10/11に対応しており、Bluetoothを使ってPCとワイヤレス接続できます。

高性能モデルとしてはXbox Elite Wireless Controller Series 2もあります。

交換可能なパーツ、スティックの反発力調整、ヘアトリガーロック、背面パドル、Xbox Accessoriesアプリを使ったボタン設定などに対応しています。

最新のTMRや8000Hzといったスペックだけを見れば、他社製コントローラーのほうが派手です。

それでも、

「PCゲームで普通に使えるものが欲しい」
「特殊な設定で苦労したくない」

という人にとってXboxコントローラーは今でも非常に重要な選択肢です。

代表モデル:Xbox Wireless Controller、Xbox Elite Wireless Controller Series 2

Sony / PlayStation|PS系のスティック配置が好きなら有力

PlayStationのDualSenseもPCゲームで利用できます。

Xbox系とは違い、左右のスティックが下側に並んだ対称配置になっているため、

「昔からPlayStationのコントローラーに慣れている」

という人には使いやすいでしょう。

DualSenseはWindows PCにBluetoothまたはUSBで接続できます。

上位モデルのDualSense Edgeでは、Windows用のPlayStation Accessoriesからボタン割り当て、スティック感度、デッドゾーン、トリガーなどを設定できます。

また、対応するPCゲームではハプティックフィードバックやアダプティブトリガーを利用できる場合があります。ただし、ゲームや接続方式によって対応状況が異なる点には注意が必要です。

「PlayStation系の配置でPCゲームを遊びたい」という人には外せないメーカーです。

代表モデル:DualSense、DualSense Edge

ASUS ROG|PCゲーミングブランドらしい全部入りモデル

ASUSのゲーミングブランド「ROG」もPC用コントローラーを展開しています。

現在注目したいのがROG Raikiri II Xbox Wireless Controllerです。

TMRジョイスティック、PCモードで1000Hzポーリングレート、4つの背面ボタン、デュアルモードトリガー、マイクロスイッチボタンを搭載しています。

接続も2.4GHz、Bluetooth、USB-Cに対応しており、PC向けハイエンドゲームパッドとしてかなり豪華な構成です。

ROGらしく価格は高めですが、

「PC周辺機器を高性能なもので統一したい」
「FPSだけでなく幅広いゲームで使いたい」

という人には面白い選択肢です。

従来のRaikiri Proからどの程度進化しているのかも比較したいところです。

代表モデル:ROG Raikiri II Xbox Wireless Controller

NACON|FPS・バトロワを強く意識した高性能モデル

NACONはゲームコントローラーやゲーミング周辺機器を展開しているブランドです。

現在PC用として注目したいのがREVOLUTION X Unlimited。

日本では2025年7月10日に発売され、XboxとPCの公式ライセンスを取得しています。

PCモードでは有線1ms、無線2msの低遅延をうたい、6つのショートカットボタンにはPCキーボードのキー入力を割り当てることもできます。

メーカー自身もバトルロイヤルやシューティングゲームを想定した製品として展開しています。

国内ではGameSirやRazerほど名前を聞かないかもしれませんが、FPS向けハイエンドPADを探すなら無視できないメーカーです。

代表モデル:REVOLUTION X Unlimited

GuliKit|TMRなど磁気式スティックに注目するなら要チェック

GuliKitは、スティックやセンサー技術に注目したい人にはかなり面白いメーカーです。

KK3 MAXなどで知られていますが、2026年時点ではさらに新しいシリーズが登場しています。

2026年1月にはTT MAX / TT PROをグローバル展開。

PlayStation系に近い左右対称スティック配置を採用し、TMRスティックのテンション調整、Hyperlink 2ワイヤレス、スマートトリガー、TT MAXでは4つの金属製背面パドルなどを搭載しています。

さらに2026年8月にはES MAXも登場。

TMRスティック、デジタル/アナログを切り替えられるトリガー、2つの背面ボタン、Hyperlink 2アダプターを備え、メーカー自身もPCの競技ゲームやシューティングゲームを意識したモデルとして紹介しています。

GuliKitはラインナップが多いため、

「KK3 MAXがいいのか」
「TT MAXがいいのか」
「ES MAXで十分なのか」

については別記事で比較する予定です。

代表モデル:TT MAX、ES MAX、KK3 MAX

Turtle Beach / Victrix|モジュール交換できる個性派ハイエンド

Victrixは現在Turtle Beach傘下のeスポーツブランドです。

このメーカーの大きな特徴は、コントローラー本体のモジュールを交換できることです。

注目モデルはVictrix Pro BFG Reloaded。

Hall Effectスティックとトリガーを採用し、モジュールの組み替えによって操作スタイルを変更できます。

さらにPC Editionでは、有線接続時1000Hzポーリングレート、タッチパッド、キーボードやマウス入力まで割り当て可能な背面ボタンなど、PC向けの機能が追加されています。

FPSだけでなく、

・アクション
・RPG
・格闘ゲーム

など複数ジャンルを1台で遊びたい人には面白いコントローラーです。

ただし価格帯はかなり高めなので、万人向けというより「自分好みに作り込みたい人向け」と考えたほうがよいでしょう。

代表モデル:Victrix Pro BFG Reloaded PC Edition

PowerA|価格帯が広くコスパモデルを探しやすい

PowerAはXbox、Nintendo、PCなど幅広いゲームコントローラーを展開しているメーカーです。

PC専用ラインではOPSシリーズやBattle Dragonシリーズがあります。

上位のOPS v3 ProではHall Effectスティック・トリガー、メカニカルボタン、6個の割り当て可能な追加ボタンなどを搭載しています。

Battle Dragon AdvancedではHall Effectスティック・トリガー、2.4GHz・Bluetooth・USBの3種類の接続、トリガーロック、4つの追加ボタンなどを搭載しています。

専用のPC HQアプリも用意されており、OPSとBattle Dragonシリーズの設定やファームウェア更新などができます。

PowerAは、

「いきなり3万円クラスはちょっと高い」
「必要な機能を持ったモデルを価格を見ながら選びたい」

という人に向いています。

代表モデル:OPS v3 Pro、Battle Dragon Advanced

ひとこと

※PowerA公式では「OPS v1」と「OPS v3 Pro」の2モデルとして展開されており、「OPS v3」という別モデルはないので、「OPS v3」と表記されていても「OPS v3 Pro」であると考えられます。

Thrustmaster|Hall Effect技術を活かした精度重視メーカー

Thrustmasterというとハンドルコントローラーやフライトスティックのイメージが強いメーカーですが、通常のゲームパッドも展開しています。

今回注目したいのがHEART CONTROLLERです。

長年フライトシミュレーション製品で使用してきたHall Effect技術「H.E.A.R.T.」をゲームパッドにも採用しています。

Hall Effectスティック、機械式ボタン、2つの背面ボタンを搭載し、ThrustmapperXからスティック感度やトリガーなどを設定できます。

GameSirやRazerのように高ポーリングレートを前面に押し出した製品とは少し方向性が違い、

「スティック精度や耐久性を重視したい」

という人に注目してほしいメーカーです。

代表モデル:HEART CONTROLLER

Void Gaming|FPS向け機能を詰め込んだ高性能コントローラー

Void Gaming(ボイドゲーミング)は、FPSプレイヤー向けのカスタムコントローラーを多数展開しているブランドです。

DualSense系をベースにしたカスタムコントローラーでも知られていますが、現在はPCゲーム向けのオリジナルコントローラーも展開しています。

今回特に注目したいのが「Void GENESIS」です。

GENESISはTMRスティックを採用し、最大8000Hzのポーリングレートに対応。

接続方式も、

・2.4GHzワイヤレス
・Bluetooth
・USB-C有線

の3種類に対応しています。

PCではXInputにも対応しているため、一般的なPCゲームでも扱いやすい仕様です。

特に特徴的なのが、10個の追加ボタンを搭載していること。

背面ボタンだけでなく、F1~F4、CZボタン、LR付近の追加ボタンなどが用意されており、通常のゲームパッドよりも多くの操作をコントローラー側に割り当てられます。

さらにLT/RTトリガーは押し込み深度を2段階で切り替え可能。

FPSではマイクロスイッチを使用した短いスマートトリガー、レースゲームなどではHall Effect方式のアナログトリガーといった使い分けができます。

重量は約198gと比較的軽量です。

専用ブラウザツール「Void Link」では、

・ボタンマッピング
・スティックのデッドゾーン
・感度カーブ
・RCフィルター
・ジャイロ
・プロファイル

なども設定できます。

最大8000Hzという数字も目を引きますが、4000Hz・8000Hzに対応するのはUSB-Cによる有線接続時のみです。

ワイヤレスでも8000Hzというわけではないため、この点は購入前に確認しておきましょう。

Void GamingではGENESIS以外にも、TMRスティックと1000Hzポーリングレートを採用した競技向けモデル「FireBird Sense」などを展開しています。

FireBird Senseは有線専用ですが、デッドゾーンや感度カーブなどを細かく設定でき、FPSでスティック操作にこだわりたい人向けのモデルです。

Void Gamingは、

・FPS・TPSを中心に遊ぶ
・TMRスティックを使いたい
・高ポーリングレートを重視したい
・追加ボタンをたくさん使いたい
・軽量なコントローラーが欲しい
・スティックを細かく調整したい

という人には特にチェックしてほしいブランドです。

GameSir、Razer、FLYDIGI、SCUFなどと一緒に比較したい、現在のFPS向けゲームパッドの有力候補です。

代表モデル:Void GENESIS、FireBird Sense

FPS向けゲームパッドならどのメーカーがおすすめ?

FPSやTPSを中心に遊ぶのであれば、GameSir、FLYDIGI、BIGBIG WON、Razer、SCUF、NACONあたりは特にチェックしておきたいメーカーです。

これらのメーカーは、背面ボタンやトリガーストップ、高精度なスティック、デッドゾーン調整など、FPSで使いやすい機能を積極的に取り入れています。

特に最近のゲームパッドでは、スティック性能だけでなく、入力速度を意識した高ポーリングレートや、専用ソフトから細かく操作感を調整できるモデルも増えてきました。

ただし、「ポーリングレートが高いから最強」「高価なRazerやSCUFを選べば間違いない」というほど単純ではありません。

実際にFPSで使いやすいかどうかは、スティックの重さやデッドゾーン、ボタンの位置、コントローラー本体の重量、握りやすさなどによっても大きく変わります。

さらに、専用ソフトの使いやすさや価格まで考えると、人によってベストな1台はかなり変わってきます。

FPS用として選ぶのであれば、スペック表だけを見るのではなく、自分が使いたい背面ボタンの数やスティックの配置、トリガーの仕様まで確認しておくのがおすすめです。

各メーカーの代表モデルについては、同じ条件で比較する記事も別途作成する予定です。

初めてPCゲームパッドを買うならどのメーカー?

初めてPC用のゲームパッドを購入するなら、Xbox、GameSir、8BitDoあたりから探すと選びやすいです。

とにかく設定の分かりやすさやWindowsとの相性を重視するのであればXboxが定番。価格と性能のバランスを重視するならGameSir、PCだけでなく複数のゲーム機やデバイスで使いたい場合は8BitDoも候補になります。

普段からPlayStationでゲームをしていて左右対称のスティック配置に慣れているなら、DualSenseをPCでそのまま使うという選択肢もあります。

初めての1台であれば、必ずしも2万円、3万円クラスの高級コントローラーを購入する必要はありません。

背面ボタンが必要なのか、ワイヤレスで使いたいのか、FPSを本格的に遊ぶのか。まずは自分が遊ぶゲームに必要な機能を考えてから選ぶと、無駄に高いモデルを買わずに済みます。

コスパ重視ならGameSirや8BitDoも強い

できるだけ価格を抑えながら性能にもこだわりたい場合は、GameSir、BIGBIG WON、8BitDo、GuliKit、PowerAあたりが有力候補です。

最近は1万円前後の価格帯でも、Hall EffectやTMRといった磁気式スティック、追加ボタン、高ポーリングレートなどを搭載したモデルが珍しくなくなってきました。

以前であれば高級コントローラーの特徴だった機能が、比較的購入しやすい価格帯まで降りてきているのは、現在のゲームパッド市場の大きな変化です。

そのため、単純に価格が高いモデルほど性能も上とは限りません。

「背面ボタンは欲しいけれど3万円は出したくない」「スティック性能にはこだわりたい」といった場合には、このあたりのメーカーから探してみるとかなり選択肢があります。

高級ゲームパッドならRazer・SCUF・ROGなどが候補

価格よりも機能や質感を重視して選ぶのであれば、Razer、SCUF、ASUS ROG、NACON、Victrixなどのハイエンドモデルが候補になります。

純正系ではDualSense EdgeやXbox Eliteシリーズも定番です。

高級ゲームパッドの場合、価格に反映されているのは入力性能だけではありません。

グリップの質感や本体の剛性感、背面パドル、交換できるスティックや十字キー、専用ソフト、プロファイル保存機能など、使い勝手やカスタマイズ性まで含めて作り込まれています。

そのため、スペック表だけを見て「高い割にポーリングレートは普通だからコスパが悪い」と判断するのは少し早いです。

長時間使ったときの握りやすさや、パーツ交換のしやすさまで含めて価値があるモデルもあります。

一方で、FPSで必要な機能だけを考えれば、より安いGameSirやFLYDIGIなどで十分というケースもあります。

高級モデルは「高いから強い」のではなく、自分がその追加機能をどこまで使うのかを考えて選ぶのがおすすめです。

「TMR搭載=最強のゲームパッド」とは限らない

2026年のゲームパッドを調べていると、よく見かけるようになったのが「TMRスティック」です。

今回紹介しているメーカーでも、GameSir、8BitDo、Razer、SCUF、ASUS ROG、GuliKitなど、TMRを採用するモデルが増えています。

スティックの精度や耐久性を重視するうえで注目したい技術ではありますが、「TMRを搭載しているから、そのコントローラーが最強」というわけではありません。

実際の操作感は、スティックの構造だけで決まるものではないからです。

たとえば同じTMRスティックでも、スティックの重さや反発の強さ、デッドゾーンの設定によって感触は変わります。さらに、入力遅延やポーリングレート、専用ソフト側の処理、本体形状なども実際の使いやすさに影響します。

そのため、TMRかHall Effectかという一点だけで選ぶのではなく、ゲームパッド全体の完成度を見ることが重要です。

特にFPS用として選ぶ場合は、スティック性能に加えて背面ボタン、トリガー、重量、持ちやすさまで含めて比較することをおすすめします。

TMRとは

「TMR(Tunnel Magneto Resistance:トンネル磁気抵抗)」という磁気センサーをスティック部分に採用しているという意味です。

一般的な可変抵抗式スティックのように内部パーツを物理的にこすって位置を検出する方式ではなく、磁気を利用してスティックの動きを読み取ります。

簡単に言うとTMRとは、磁気を使ってスティックの動きを検知する仕組みです。従来のスティックより摩耗しにくく、ドリフト対策や入力精度の高さを重視したゲームパッドで採用が増えています。

メーカーだけで決めず、自分に合った1台を選ぼう

現在のPCゲームパッドは選択肢が非常に多く、それぞれのメーカーに得意な分野があります。

FPSを中心に遊ぶならGameSir、FLYDIGI、Razer、SCUFなどが有力ですが、RPGやアクションゲームまで幅広く遊ぶのであれば、Xboxや8BitDoのような扱いやすいゲームパッドも魅力的です。

PlayStation系の左右対称スティックに慣れている人なら、DualSense系や左右対称配置を採用したモデルから探したほうが違和感なく使えることもあります。

つまり、メーカーの知名度だけで選ぶ必要はありません。

「FPSで背面ボタンを使いたい」「スティックのドリフトが気になる」「PCとSwitchの両方で使いたい」「とにかく設定が簡単なものがいい」など、自分が求めている条件から逆算して選ぶほうが失敗しにくいです。

ひとこと

長年愛用しているコントローラーがあると他の触ったときに違和感があり使いにくいと感じますが、大体の場合慣れるまで少し掛かるだけですね。

まとめ|PCゲームパッドはメーカーごとの強みを知ると選びやすい

PCゲーム用のコントローラーというとXboxやPlayStationを思い浮かべる人も多いと思いますが、現在はGameSirやFLYDIGIをはじめ、かなり多くのメーカーが特徴的なゲームパッドを発売しています。

今回紹介したのは、GameSir、FLYDIGI、BIGBIG WON、8BitDo、Razer、SCUF、Microsoft / Xbox、Sony / PlayStation、ASUS ROG、NACON、GuliKit、Turtle Beach / Victrix、PowerA、Thrustmaster、Void Gamingの15メーカーです。

中でもGameSirやFLYDIGI、BIGBIG WONなどは、スティック性能や背面ボタン、高ポーリングレートなど、PCゲーマーが求める機能を積極的に取り入れており、ゲームパッド選びでは無視できない存在になっています。

一方で、Windowsとの相性や分かりやすさを優先するならXbox、PlayStation系の操作感が好きならDualSense、本格的なFPS向け機能や質感まで求めるならRazerやSCUFなど、それぞれ方向性はかなり違います。

そのため、「結局どこのメーカーが一番強いのか」だけで選ぶよりも、自分が遊ぶゲームと必要な機能を先に決めておくのがおすすめです。

次の記事では、今回紹介した15メーカーから「2026年に買うならこれ」と言える代表モデルを1台ずつ選び、実際に比較していきます。

総合的におすすめできるモデルはもちろん、FPS向け、コスパ重視、ワイヤレス、背面ボタン、スティック性能、初心者向けなど、目的別に選びやすい形でまとめる予定です。

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