ワンクリックで180°振り向ける!? Razer Basilisk V4 Proが登場|デバイスチートにならない?

ゲーミングデバイスメーカーのRazerから、ちょっと変わった機能を搭載したゲーミングマウス「Razer Basilisk V4 Pro」が登場しました。

今回注目したいのは、ボタンを1回押すだけでゲーム内の視点を180°回転させられる「Perfect 180」という機能です。

FPSをプレイしている方なら分かると思いますが、真後ろに敵が現れたとき、素早く振り向くのはなかなか難しいものです。特にマウス感度を低く設定している場合は、大きくマウスを動かす必要があります。

ところが、このマウスならボタン1つで振り向き操作ができてしまいます。

便利そうな機能ですが、ここまでくると「それってチートじゃないの?」と気になるところ。

今回は、そんな新機能を搭載したRazer Basilisk V4 Proについて紹介します。

Razer Basilisk V4 Proが新登場!

Razer Basilisk V4 Proは、2026年10月8日に発表されたワイヤレスゲーミングマウスです。

従来のBasiliskシリーズと同じく、右手にフィットしやすい形状を採用。親指を置けるサムレストや豊富なカスタマイズボタンを備えています。

今回の新モデルでは、センサー性能やワイヤレス接続などが進化しました。

主な特徴は以下のとおりです。

  • 最大50,000DPIの高性能センサー
  • 最大8,000Hzのポーリングレート
  • 14個のカスタマイズ可能なコントロール
  • 最大200時間のワイヤレス駆動
  • 高速スクロールに対応したホイール
  • ボタン1つで振り向ける「Perfect 180」

国内公式ストアでの価格は27,980円です。

高性能なセンサーや多彩なボタンを搭載した多機能マウスですが、やはり気になるのは新機能のPerfect 180でしょう。

ボタン1つで180°振り向ける「Perfect 180」

Perfect 180は、あらかじめ設定したボタンを押すだけで、ゲーム内の視点を素早く180°回転させる機能です。

例えば、FPSで正面の敵と撃ち合っているとき、突然背後から攻撃されたとします。

通常ならマウスを大きく動かして振り向く必要がありますが、Perfect 180を使えば、ボタンを1回押すだけで真後ろを向く操作が可能になります。

特に便利なのが、ローセンシと呼ばれる低感度設定でプレイしている方です。

ローセンシは細かいエイム操作がしやすい反面、真後ろを向くような大きな視点移動が苦手です。

Perfect 180なら、その弱点を補える可能性があります。

なお、実際の回転角度はゲーム内の感度やRazer Synapseの設定によって変わります。ボタンを押せば、どんな環境でも自動的に正確な180°になるわけではありません。

また、敵に自動で照準を合わせる機能ではないため、振り向いた後のエイム操作は自分で行う必要があります。

Perfect 180はどのように設定する?

Perfect 180は、Razerのデバイス設定ソフト「Razer Synapse」から設定できます。

マウスの対応するボタンにPerfect 180を割り当て、ゲーム内の感度に合わせて視点の回転量を調整する仕組みです。

また、回転方向を選ぶこともできます。

普段使っているマウス感度を変更せずに、振り向き操作だけをボタンに割り当てられるのが特徴です。

実は安いモデルでもPerfect 180を使える!

今回登場したのは、Basilisk V4 Proだけではありません。

同時に登場した「Razer Basilisk V4 HyperSpeed」にも、Perfect 180が搭載されています。

製品名国内公式ストア価格
Basilisk V4 Pro27,980円
Basilisk V4 HyperSpeed18,980円

※2026年10月13日時点の価格。

V4 HyperSpeedはセンサー性能やボタン数などが異なりますが、話題の180°振り向き機能は利用できます。

つまり、Perfect 180を試してみたいだけなら、必ずしも上位モデルを選ぶ必要はありません。

これってデバイスチートにならないの?

ここまで紹介してきましたが、個人的に最も気になるのが、競技FPSで使用しても問題ないのかという点です。

ボタン1つで真後ろを向けるのは便利ですが、本来ならプレイヤー自身がマウスを動かして行う操作でもあります。

特にローセンシでは、大きな振り向きに時間や操作スペースが必要になることも、感度設定の特徴の1つです。

それをボタン1つで解決できてしまうのは、競技的にどうなのでしょうか。

過去にはRazerのSnap Tapが制限されたことも

実は、Razer製品に搭載された入力補助機能が問題になった例があります。

それがゲーミングキーボードの「Snap Tap」です。

Snap Tapは、左右移動などのキー入力を素早く切り替えられる機能で、FPSで注目を集めました。

しかし、2024年8月にはCounter-Strike 2で、ハードウェアを利用した一部の入力自動化を制限する方針が発表されました。

つまり、メーカーが正式に搭載している機能であっても、ゲーム運営側が使用を認めるとは限らないのです。

VALORANTやApex Legendsでも使用できる?

2026年10月13日時点では、Perfect 180について、VALORANTやApex Legendsなどの主要な競技FPSでの使用可否を一律に判断できる状況ではありません。

ゲーム内で機能が動作することと、利用規約上で認められていることは別です。

Perfect 180は敵を自動で狙うチートとは異なりますが、視点移動を自動化する機能であることに変わりはありません。

使用するゲームのルールによっては問題になる可能性があるため、競技FPSで利用する場合は慎重に判断したほうがよいでしょう。

個人的には、便利な機能だと思う一方で、競技性の高いFPSでは賛否が分かれそうだと感じます。

今後、ゲーム運営会社がPerfect 180についてどのような判断を下すのか気になるところです。

ひとこと

フラッシュがあるゲームでは禁止されそう等の意見や、これを機にデバイスチートがどこまでなのかの区切りができそう等声がありました。

とはいえどんなキャラコンをするのか相手視点で見てみたいですね(笑)

まとめ|面白い機能だが今後の扱いにも注目

今回は、ワンクリックで180°振り向ける「Perfect 180」を搭載した、Razer Basilisk V4 Proを紹介しました。

最近のゲーミングマウスは、軽量化やセンサー性能、ポーリングレートの向上などが中心でしたが、今回のPerfect 180は少し違った方向からのアプローチです。

FPSでの振り向き操作をボタン1つにまとめるという発想は面白く、特にローセンシのプレイヤーにとっては気になる機能ではないでしょうか。

ただし、競技FPSで自由に使えるかどうかは別の話です。

今後、Perfect 180が新しいゲーミングマウスの定番機能になるのか、それとも競技FPSで制限される機能になってしまうのか。

ゲーム運営側の対応にも注目したいですね。

公式製品ページ

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