
1982年にテレビアニメ『超時空要塞マクロス』の放送が始まって以来、マクロスシリーズは数多くのゲーム作品を生み出してきました。
ファミコンやスーパーファミコンといった家庭用ゲーム機をはじめ、PC-8801やPC-9801などのパソコン、PCエンジン、PlayStation、ドリームキャスト、PSP、PS Vita、Nintendo Switchなど、40年以上にわたってさまざまなハードでゲーム化されています。
マクロスゲームというと『マクロスエースフロンティア』『マクロスアルティメットフロンティア』『マクロス30~銀河を繋ぐ歌声~』『マクロスΔスクランブル』などを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
しかし歴史をさかのぼると、1980年代初頭からすでにマクロスのゲームは存在しています。
現在ではプレイすること自体が難しい作品も多く、マクロスゲームの歴史をすべて把握するのは意外と大変です。
そこでこの記事では、家庭用ゲーム機・携帯ゲーム機・PC向けに発売された歴代マクロスゲームを発売順にまとめ、それぞれの特徴を紹介します。
なお、本記事ではアーケードゲーム、携帯電話向けゲーム、スマートフォン向けゲームについては対象外としています。
『スーパーロボット大戦』や『Another Century's Episode』など、マクロスが参戦するクロスオーバー作品についても歴代作品一覧には含めていません。
マクロス歴代ゲーム一覧
まずは家庭用ゲーム機・携帯ゲーム機・PC向けに発売されたマクロスゲームを発売順に見てみましょう。
| 年 | タイトル | 主な機種 |
|---|---|---|
| 1983年 | 超時空要塞マクロス | アルカディア |
| 1983年頃 | ミス・マクロス | PC-8801/FM-7 |
| 1985年頃 | 超時空要塞マクロス カウントダウン | X1/MSX/PC-8801/FM-7ほか |
| 1985年 | 超時空要塞マクロス SFチャレンジゲーム | LD/VHD |
| 1985年 | 超時空要塞マクロス | ファミコン |
| 1992年 | 超時空要塞マクロス2036 | PCエンジン |
| 1992年 | 超時空要塞マクロス 永遠のラヴソング | PCエンジン |
| 1993年 | 超時空要塞マクロス リメンバーミー | PC-9801 |
| 1993年 | 超時空要塞マクロス スクランブルバルキリー | スーパーファミコン |
| 1994年 | 超時空要塞マクロス スカルリーダー | PC-9801 |
| 1994年 | 超時空要塞マクロス ラブストーリーズ | PC-9801 |
| 1995年 | 超時空要塞マクロス スカルリーダー コンプリートパック | PC-9801 |
| 1997年 | マクロス デジタルミッション VF-X | PlayStation |
| 1997年 | 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか | セガサターン |
| 1998年 | MACROSS SINCE 1983 | Windows |
| 1999年 | マクロス VF-X2 | PlayStation |
| 1999年 | マクロス アナザーストーリー | Windows |
| 2000年 | マクロス7 銀河のハートを奮わせろ!! | ゲームボーイカラー |
| 2000年 | マクロス トゥルーラブソング | ワンダースワン |
| 2000年 | マクロスプラス -GAME EDITION- | PlayStation |
| 2001年 | マクロスM3 | ドリームキャスト |
| 2001年 | 超時空要塞マクロスVO | Windows |
| 2002年 | 超時空要塞マクロスVOXP | Windows |
| 2002年 | 超時空要塞マクロス 愛打 タイピングバルキリー | Windows |
| 2003年 | 超時空要塞マクロス 愛打2 タイピングプロトカルチャー | Windows |
| 2003年 | 超時空要塞マクロス | PS2 |
| 2008年 | マクロスエースフロンティア | PSP |
| 2009年 | マクロスアルティメットフロンティア | PSP |
| 2010年 | マクロストライアルフロンティア | PS3 |
| 2011年 | マクロストライアングルフロンティア | PSP |
| 2011年 | マクロスラストフロンティア | PS3 |
| 2012年 | 私の彼はパイロット2012 | PS3 |
| 2013年 | マクロス30~銀河を繋ぐ歌声~ | PS3 |
| 2016年 | マクロスΔスクランブル | PS Vita |
| 2024年 | マクロス -Shooting Insight- | Switch/PS4/PS5/Steam |
初期PC作品については資料によって発売年や機種ごとの発売時期に違いが見られるため、本記事では確認できる時期をもとに記載しています。
1980年代のマクロスゲーム
超時空要塞マクロス【アルカディア】
発売:1983年
機種:アルカディア
マクロス最初期の家庭用ゲームです。
バンダイが国内展開していた家庭用ゲーム機「アルカディア」向けに発売され、テレビアニメ『超時空要塞マクロス』放送開始から間もない時期にゲーム化されました。
現在はソフトだけでなくアルカディア本体自体も入手難度が高く、実際にプレイするのはかなり難しい作品となっています。
マクロスのゲームがどのように始まったのかを知るうえでも興味深いタイトルです。
ミス・マクロス
発売:1983年頃
機種:PC-8801/FM-7
ジャンル:パズル
テクノポリスソフトから発売された初期PC向けマクロスゲーム。
マクロスというとバルキリーを操作するシューティングを想像しますが、本作はキャラクターを使用したパズルゲーム集という珍しい内容になっています。
国内資料では1983年発売とされる一方、1984年とする資料も存在しており、発売時期については資料によって違いがあります。
現在遊ぶには当時のパソコン環境が必要になるため、プレイする難易度は非常に高い作品です。
超時空要塞マクロス カウントダウン
発売:1985年前後
機種:X1/MSX/PC-8801/FM-7など
ジャンル:横スクロールシューティング
ボーステックから発売されたマクロスゲーム。
VF-1Jを操作し、ファイター・ガウォーク・バトロイドへ変形しながらゼントラーディ軍と戦います。
後のマクロスゲームでも重要になる「バルキリーの3段変形」を、かなり早い時期からゲームシステムとして取り入れていた作品です。
機種によって発売時期が異なり、1984年から1986年頃にかけて複数のパソコンへ展開されました。
超時空要塞マクロス SFチャレンジゲーム
発売:1985年
媒体:レーザーディスク/VHD
映像メディアを利用した珍しいマクロスゲーム。
一般的なROMカセットやフロッピーディスクではなく、レーザーディスクやVHDに収録された映像を使用してゲームを進めます。
通常の家庭用ゲームとはかなり異なる形式で、マクロスゲームの歴史の中でも特殊な一本です。
現在は再生機器も含めて環境を用意するのが難しく、実際に遊ぶハードルは非常に高くなっています。
超時空要塞マクロス【ファミコン】
発売:1985年12月10日
機種:ファミリーコンピュータ
ジャンル:横スクロールシューティング
ファミコンで発売された代表的な初期マクロスゲーム。
VF-1S ストライクバルキリーを操作し、ファイター・ガウォーク・バトロイドの3形態を切り替えながら戦います。
限られたファミコンの性能ながら、バルキリーの変形をゲームへ取り入れているのが特徴。
BGMには「小白竜」が使用されています。
現在のゲーム機には正式移植されていないため、プレイする場合は基本的にファミコン実機とソフトが必要になります。
1990年代のマクロスゲーム
超時空要塞マクロス2036
発売:1992年4月3日
機種:PCエンジン
ジャンル:シューティング
第一次星間大戦から26年後となる2036年を舞台としたゲームオリジナル作品。
マックスとミリアの娘である「コミリア・マリア・ファリーナ・ジーナス」などが登場します。
横スクロールシューティングを中心としながら、CD-ROMを生かしたアニメーションや音声演出も特徴。
ゲーム独自のマクロス世界を楽しめる作品です。
超時空要塞マクロス 永遠のラヴソング
発売:1992年12月4日
機種:PCエンジン SUPER CD-ROM²
ジャンル:シミュレーション
『超時空要塞マクロス2036』の続編。
前作が横スクロールシューティングだったのに対し、本作ではターン制の戦術シミュレーションへゲームシステムが大きく変更されています。
『2036』から続くゲーム独自の物語が描かれるため、2作品を続けて遊ぶことで世界観をより深く楽しめます。
超時空要塞マクロス リメンバーミー
発売:1993年3月
機種:PC-9801
ジャンル:戦術シミュレーション
ファミリーソフトから発売されたPC-98向けマクロスゲーム。
部隊を配置・移動させながら戦っていく戦術シミュレーションで、シューティング中心だった家庭用マクロスゲームとは違ったゲーム性が特徴です。
ゲームオリジナルの可変戦闘機なども登場します。
超時空要塞マクロス スクランブルバルキリー
発売:1993年10月29日
機種:スーパーファミコン
ジャンル:横スクロールシューティング
スーパーファミコンを代表するマクロスゲームのひとつです。
一条輝、マックス、ミリアなどからパイロットを選択し、それぞれのバルキリーを操作して戦います。
ファイター・ガウォーク・バトロイドの3形態を使い分けるのが攻略のポイント。
さらに一定時間攻撃せず敵へ接近することで敵を味方にできる「ミンメイキャノン」という独特なシステムも搭載されています。
現在も現行機への正式移植はなく、遊ぶ場合はスーパーファミコン実機が基本となります。
超時空要塞マクロス スカルリーダー
発売:1994年5月
機種:PC-9801
ジャンル:戦術シミュレーション
『リメンバーミー』に続くファミリーソフト製のPC-98向け作品。
戦術シミュレーションをベースに、『超時空要塞マクロス』の世界をゲームとして描いています。
マクロスをアクションではなく、部隊を指揮する立場から楽しめるタイトルです。
超時空要塞マクロス ラブストーリーズ
発売:1994年7月
機種:PC-9801
ジャンル:戦術シミュレーション
PC-98向けに展開されたシリーズの一作。
戦闘だけではなくキャラクターとのドラマにも重点を置いており、マクロスの重要な要素である「戦闘」と「恋愛」をゲームシステムへ取り入れています。
超時空要塞マクロス スカルリーダー コンプリートパック
発売:1995年7月
機種:PC-9801
『スカルリーダー』と『ラブストーリーズ』をセットにしたパッケージです。
完全新作ではなく、PC-98向けに発売された2作品をまとめた商品となっています。
そのため、歴代完全新作の本数を数える場合には1タイトルとしてカウントしない考え方もあります。
マクロス デジタルミッション VF-X
発売:1997年2月28日
機種:PlayStation
ジャンル:3Dシューティング
マクロスゲームが本格的な3D時代へ突入したことを象徴する作品。
舞台は西暦2047年。
プレイヤーは特殊部隊「VF-Xレイヴンズ」のパイロットとなり、誘拐されたアイドルグループ「ミルキードールズ」の救出を目指します。
PlayStationの3Dポリゴンを使用し、立体的な空間をバルキリーで飛び回れるようになったことで、後のマクロスゲームへつながる大きな転換点となりました。
超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか
発売:1997年6月6日
機種:セガサターン
PlayStation版:1999年5月27日
ジャンル:シューティング
劇場版『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』を題材としたゲーム。
映画の物語をゲームとして追体験できるだけでなく、新規アニメーションも制作されているのが大きな特徴です。
1997年にセガサターン版が発売され、その後1999年にPlayStation版も登場しました。
原作ファンにとっても見どころの多い作品です。
MACROSS SINCE 1983
発売:1998年10月
機種:Windows 95/98
ジャンル:戦術シミュレーション
初代マクロスをベースにしながら、主要キャラクターをゲームオリジナルキャラクターへ変更した異色のPCゲーム。
当時までに登場していた幅広い時代の可変戦闘機が収録されています。
原作をそのまま再現するゲームではなく、パラレル的なマクロス世界を楽しめるのが特徴です。
マクロス VF-X2
発売:1999年9月2日
機種:PlayStation
ジャンル:3Dフライトシューティング
『マクロス デジタルミッション VF-X』の続編。
前作からバルキリーの操作や3D戦闘が進化し、ゲームオリジナルストーリーもさらに本格化しました。
ゲーム独自の設定でありながら、後のマクロスシリーズへつながる重要な要素も存在します。
PlayStation時代のマクロスゲームを代表する一本です。
マクロス アナザーストーリー
発売:1999年12月
機種:Windows 95/98
ジャンル:シューティング+リアルタイムシミュレーション
『MACROSS SINCE 1983』に続くWindows向け作品。
同作のキャラクターが登場しますが、設定は異なっており別の物語として描かれています。
シューティングとリアルタイムシミュレーションを組み合わせた珍しいゲームシステムが特徴です。
2000年代のマクロスゲーム
マクロス7 銀河のハートを奮わせろ!!
発売:2000年3月17日
機種:ゲームボーイカラー
ジャンル:シューティング
『マクロス7』を題材としたゲームボーイカラー向け作品。
横スクロールシューティングを基本としながら、ボス戦では音楽を取り入れたゲームシステムも使用されています。
『マクロス7』を単独で題材とした家庭用ゲーム自体が多くないため、現在では珍しい一本です。
マクロス トゥルーラブソング
発売:2000年3月
機種:ワンダースワン
ワンダースワン向けに発売されたマクロスゲーム。
戦闘だけでなくキャラクターとの人間関係にも重点を置いており、マクロスらしいドラマを携帯ゲーム機で楽しめる作品です。
現在遊ぶ場合はワンダースワン本体とソフトが必要になります。
マクロスプラス -GAME EDITION-
発売:2000年6月29日
機種:PlayStation
ジャンル:3Dフライトシューティング
『マクロスプラス』を題材としたPlayStation作品。
YF-19とYF-21を中心とした『マクロスプラス』の世界を、3Dフライトシューティングとして楽しめます。
イサムとガルドの物語や、高性能可変戦闘機による高速戦闘をゲームとして体験できるのが魅力です。
マクロスM3
発売:2001年2月22日
機種:ドリームキャスト
ジャンル:3Dシューティング
マクシミリアン・ジーナスとミリア・ファリーナ・ジーナスを中心としたゲームオリジナル作品。
テレビ版『超時空要塞マクロス』終了後の時代を扱っており、アニメでは詳しく描かれなかったマックスとミリアの活動が描かれます。
ゲームオリジナルストーリーによってマクロス世界を補完するタイプの作品です。
超時空要塞マクロスVO
発売:2001年6月
機種:Windows
ジャンル:3Dフライトシューティング
PC向けに発売された3Dフライトシューティングゲーム。
バルキリーなどを操作して3D空間を飛び回るだけでなく、当時としては珍しくオンライン対戦にも対応していました。
最大8人による対戦も可能で、家庭用ゲームとは異なる方向からマクロスの空戦を楽しめました。
超時空要塞マクロスVOXP
発売:2002年7月
機種:Windows
『超時空要塞マクロスVO』をWindows XPへ対応させ、追加要素を加えたバージョン。
完全新作というより『VO』の強化版に近い位置付けです。
歴代作品一覧では独立した商品として掲載されることがありますが、完全新作の本数を数える場合には『VO』と同一系統として考えてもよいでしょう。
超時空要塞マクロス 愛打 タイピングバルキリー
発売:2002年7月
機種:Windows
ジャンル:タイピング
マクロスを題材とした異色のタイピングゲーム。
一条輝の訓練などを通じてタイピングを学んでいく内容で、シューティングやフライトアクションとはまったく異なるゲーム性になっています。
超時空要塞マクロス 愛打2 タイピングプロトカルチャー
発売:2003年1月
機種:Windows
ジャンル:タイピング
『愛打 タイピングバルキリー』の続編。
機体や演出などが追加され、劇場版『愛・おぼえていますか』を追体験する要素も取り入れられました。
マクロスゲームの中でも珍しいタイピングゲームシリーズです。
超時空要塞マクロス【PS2】
発売:2003年10月23日
機種:PlayStation 2
開発:セガAM2
ジャンル:3Dフライトシューティング
PlayStation 2を代表するマクロスゲームのひとつ。
セガAM2が開発を担当し、ファイター・ガウォーク・バトロイドの3段変形を使いながら3D空間で戦います。
テレビ版と劇場版『愛・おぼえていますか』双方の要素を取り入れているのも特徴。
プレイヤーは一条輝本人ではなく別小隊のパイロットとなり、原作の戦場へ参加します。
「マクロスの世界へ自分が入り込む」感覚を味わえる作品です。
マクロスエースフロンティア
発売:2008年10月9日
機種:PSP
開発:アートディンク
ジャンル:3Dアクション
PSPで展開された「フロンティア」シリーズ第1作。
『超時空要塞マクロス』『マクロスプラス』『マクロス7』『マクロスF』など、複数のシリーズからパイロットや機体が登場します。
ファイター・ガウォーク・バトロイドの3段変形と大量のミサイルによる高速戦闘を携帯ゲーム機で楽しめるのが魅力。
後のマクロスゲームにもつながる人気シリーズの始まりとなりました。
マクロスアルティメットフロンティア
発売:2009年10月1日
機種:PSP
開発:アートディンク
ジャンル:3Dアクション
『マクロスエースフロンティア』を大幅にパワーアップした続編。
『超時空要塞マクロス』『マクロスプラス』『マクロス7』『マクロスF』だけでなく、『マクロスゼロ』『マクロスII』『マクロス ダイナマイト7』『VF-X2』『M3』など、さらに幅広い作品から機体やキャラクターが登場します。
歴代マクロスのさまざまなバルキリーを操作できることから、PSP時代を代表するマクロスゲームとして現在でも名前が挙がりやすい作品です。
2010年代のマクロスゲーム
マクロストライアルフロンティア
発売:2010年10月7日
機種:PlayStation 3
ジャンル:3Dアクション
『劇場版マクロスF ~イツワリノウタヒメ~ Hybrid Pack』に収録されたPS3用ゲーム。
映画のBlu-rayとPS3用ゲームを1枚のディスクへ収録する「Hybrid Pack」という珍しい方式で発売されました。
PSPのフロンティアシリーズをベースに、HD画質で『マクロスF』の戦闘を楽しめます。
マクロストライアングルフロンティア
発売:2011年2月3日
機種:PSP
開発:アートディンク
ジャンル:アクション&アドベンチャー
PSPフロンティアシリーズ第3作。
『アルティメットフロンティア』までの高速バルキリーアクションをさらに発展させ、新たに「学園モード」を収録しています。
プレイヤー自身のキャラクターを作成して美星学園へ入学し、育成しながらアルト、シェリル、ランカなどとのイベントを楽しめます。
「メカ」「歌」だけでなく「三角関係」というマクロスを象徴する要素までゲームシステムへ取り入れた作品です。
マクロスラストフロンティア
発売:2011年10月20日
機種:PlayStation 3
ジャンル:3Dアクション
『劇場版マクロスF ~サヨナラノツバサ~ Hybrid Pack』に収録されたゲーム。
『マクロストライアルフロンティア』と同じく、Blu-ray映画とPS3用ゲームを組み合わせたタイトルです。
劇場版『マクロスF』後編に登場する戦闘などをゲームとして楽しめます。
私の彼はパイロット2012
発売:2012年7月26日
機種:PlayStation 3
ジャンル:3Dアクション
『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか Hybrid Pack』に収録されたPS3用ゲーム。
『トライアルフロンティア』『ラストフロンティア』の流れをくむ作品で、劇場版『愛・おぼえていますか』の戦闘をHD画質でゲーム化しています。
初代マクロスの戦闘を比較的新しい3Dアクションシステムで楽しめる作品です。
マクロス30~銀河を繋ぐ歌声~
発売:2013年2月28日
機種:PlayStation 3
開発:アートディンク
ジャンル:フライトアクションRPG
マクロス30周年を記念して制作された大型ゲーム作品。
舞台は『マクロスF』から約1年後となる西暦2060年の惑星ウロボロス。
歴代マクロスシリーズのキャラクターたちが時空を超えて集結します。
これまでのアートディンク製マクロスゲームで培われたフライトアクションをベースに、フィールド探索、機体開発、強化、アイテム収集などのRPG要素を大幅に追加。
単純に原作ストーリーを追体験するのではなく、ゲームオリジナル主人公を中心とした新しい物語が描かれます。
歴代マクロスシリーズが大規模にクロスオーバーする「ゲームだからこそ実現できたマクロス作品」として、シリーズ史の中でも特に存在感の大きい一本です。
マクロスΔスクランブル
発売:2016年10月20日
機種:PlayStation Vita
開発:アートディンク
ジャンル:フライト・アクション・シューティング
テレビアニメ『マクロスΔ』を題材としたPS Vita作品。
VF-31 ジークフリードなどを操作し、ファイター・ガウォーク・バトロイドの3段変形を使った高速戦闘を楽しめます。
『超時空要塞マクロス』『マクロス7』『マクロスF』『マクロス30』など、歴代作品からも機体・パイロット・歌姫がゲストとして登場。
PSPの「フロンティア」シリーズや『マクロス30』へと続いた、アートディンク製マクロスアクションの流れを受け継いだ作品です。
2020年代のマクロスゲーム
マクロス -Shooting Insight-
発売:2024年3月14日
機種:Nintendo Switch/PS4/PS5/Steam
ジャンル:スクロールシューティング
2024年に発売されたマクロスシリーズの完全新作ゲーム。
『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』『マクロスプラス』『マクロス7』『マクロスゼロ』『マクロスF』『マクロスΔ』などから歴代キャラクターが登場します。
一条輝、イサム・ダイソン、ガムリン木崎、工藤シン、早乙女アルト、ハヤテ・インメルマンといった歴代パイロットたちが、作品の垣根を越えて共闘。
ステージによって縦スクロール、横スクロール、360度シューティングなどゲーム形式が変化するのも特徴です。
Nintendo Switch・PS4・PS5・PCで展開されているため、現在もっとも入手しやすいマクロスゲームとなっています。
LSI・ポケットゲームとして発売されたマクロス作品
ファミコンなどの家庭用ゲームソフトとは別に、1980年代には液晶やLEDなどを使用したLSI・ポケットゲームも発売されています。
※ここで紹介する「ポケットゲーム」は携帯電話向けゲームではなく、単体で遊ぶ電子ゲームです。
マクロス スペースファイト
発売:1983年
メーカー:タカトクトイス
ジャンル:シューティング
タカトクトイスから発売された携帯型LSIゲーム。
マクロス初期の玩具展開のひとつとして発売された作品です。
マクロスII
発売:1984年
メーカー:タカトクトイス
ジャンル:シューティング
『マクロス スペースファイト』に続くポケットゲーム。
ここでいう『マクロスII』は、1992年に登場したOVA『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-』とはまったく別の商品です。
超時空要塞マクロス アームド1を守れ!
発売:1985年
メーカー:バンダイ
ジャンル:シューティング
バンダイから発売されたポケットゲーム。
アームド級宇宙空母を守りながら敵と戦うシューティングです。
超時空要塞マクロス バルキリー発進せよ!!
発売:1985年
メーカー:バンダイ
ジャンル:シューティング
こちらもバンダイから発売された携帯型電子ゲーム。
一般的な家庭用ゲーム機向けソフトとは異なるため、本記事では歴代ゲーム一覧とは別枠で紹介しています。
ゲームではないマクロスPCソフトも存在する
PC向けには、
『マクロスコレクション』
『ミレーヌ・バーチャルポケット』
『ミレーヌ・グラデュエーション』
などのマクロス関連ソフトも発売されています。
ただし、これらは画像・音声・デスクトップアクセサリーなどを中心としたソフトで、一般的な意味でのゲームではありません。
そのため、本記事の歴代ゲーム一覧には含めていません。
今から遊びやすいマクロスゲームは?
マクロス歴代ゲームの大きな問題が、現在のゲーム機へ移植されていない作品が非常に多いことです。
PlayStation、PS2、PSP、PS3、PS Vitaなどで発売された作品の多くは、現在でも元のゲーム機とソフトを用意する必要があります。
特に、
『マクロス VF-X2』
『超時空要塞マクロス(PS2)』
『マクロスアルティメットフロンティア』
『マクロストライアングルフロンティア』
『マクロス30~銀河を繋ぐ歌声~』
『マクロスΔスクランブル』
などは現在のゲーム機へ移植されていません。
一方、2026年現在もっとも購入しやすい完全新作が『マクロス -Shooting Insight-』です。
Nintendo Switch・PS4・PS5・Steamで展開されているため、現在の環境でマクロスゲームを遊びたい場合には選択肢に入りやすい作品です。
特に押さえておきたい歴代マクロスゲーム
マクロスゲームは40年以上にわたって展開されてきました。
その中でもゲームシリーズの変化や進化を知るうえで注目したいのが、
『超時空要塞マクロス スクランブルバルキリー』
『マクロス デジタルミッション VF-X』
『マクロス VF-X2』
『超時空要塞マクロス(PS2)』
『マクロスアルティメットフロンティア』
『マクロストライアングルフロンティア』
『マクロス30~銀河を繋ぐ歌声~』
『マクロスΔスクランブル』
『マクロス -Shooting Insight-』
などです。
初期の2Dシューティングから、本格的な3Dフライトシューティング、歴代作品が集結するアクション、RPGへと進化してきた流れがよく分かります。
まとめ
マクロスのゲームは1980年代から40年以上にわたって発売されてきました。
初期にはパソコンやファミコンで2Dシューティングとしてゲーム化され、1990年代になるとPCエンジン、スーパーファミコン、PlayStationなどへ展開。
『マクロス デジタルミッション VF-X』以降は3D空間でバルキリーを操るゲームが増えていきます。
2000年代後半にはPSPで『マクロスエースフロンティア』『マクロスアルティメットフロンティア』が登場。
携帯ゲーム機ながら歴代作品から大量の機体やキャラクターを収録し、マクロスゲームのひとつの完成形ともいえるシリーズへ発展しました。
そのゲームシステムは『マクロス30~銀河を繋ぐ歌声~』『マクロスΔスクランブル』などへ受け継がれています。
2024年には『マクロス -Shooting Insight-』がNintendo Switch・PS4・PS5・Steam向けに発売され、久しぶりの家庭用・PC向け完全新作マクロスゲームとなりました。
こうして振り返ると、マクロスのゲームはシューティングだけではありません。
戦術シミュレーション、3Dフライトアクション、RPG、タイピングゲームなど、その時代のゲーム機やPCに合わせてさまざまなジャンルへ挑戦してきました。
その一方で、『VF-X2』『PS2版 超時空要塞マクロス』『アルティメットフロンティア』『マクロス30』など、現在のゲーム機では簡単に遊べない作品も数多く存在します。
今後、こうした過去のマクロスゲームが移植・リマスターされるのかにも注目です。
新しい家庭用・PC向けマクロスゲームが発表された場合は、本記事にも随時追加していきます。






