
SteelSeriesのゲーミングキーボード、たくさん種類があって正直どれを選べばいいのか分かりにくいですよね。
Apex Pro・Apex 7・Apex 3など、名前が似ているうえに「TKL」や「Mini」などサイズ違いも豊富。
この記事では、それぞれのシリーズの違いや特徴をまとめて、あなたにぴったりの1台が見つかるように分かりやすく解説します。
主なSteelSeriesキーボードモデル一覧
モデル名 | スイッチ | サイズ | ラピッドトリガー |
---|---|---|---|
Apex 3 | Whisper Quiet Switches | 100% | × |
Apex 3 TKL | Whisper Quiet Switches | 80% | × |
Apex Pro | オムニポイント2.0 調整可能ハイパー磁気スイッチ | 100% | 〇 |
Apex Pro Gen 3 | OmniPoint 3.0スイッチ | 100% | 〇 |
Apex Pro TKL (2023) | オムニポイント2.0 調整可能ハイパー磁気スイッチ | 80% | 〇 |
Apex Pro TKL Wireless Gen 3 | ワイヤレス仕様 | 80% | × |
Apex Pro TKL Gen 3 | OmniPoint 3.0スイッチ | 〇 | |
Apex Pro Mini | オムニポイント2.0 調整可能ハイパー磁気スイッチ | 60% | 〇 |
Apex Pro Mini Gen 3 | OmniPoint 3.0スイッチ | 60% | 〇 |
Apex 5 | ハイブリッドブルーメカニカルスイッチ | 100% | × |
Apex 7 | メカニカルゲーミングスイッチ | 100% | × |
Apex 7 TKL | メカニカルゲーミングスイッチ | 80% | × |
Apex 9 Mini | オプティポイント光スイッチ | 60% | × |
Apex 9 TKL | オプティポイント光スイッチ | 80% | × |
Apex 9 Mini FaZe Clan Edition | 限定版デザイン | 60% | × |
SteelSeries「Apexシリーズ」名前の見方
SteelSeriesのキーボード名には、
シリーズ名(Apex 3 / 5 / 7 / 9 / Pro) に加えて
サイズ(TKL / Mini) や 世代(Gen3など) が付くことがあります。
つまり、商品名の構成はこんな感じ👇
Apex(シリーズ名)+ サイズ表記(TKL・Miniなど)+ 世代表記(Gen 3など)
各要素の意味
表記 | 意味 | 説明 |
---|---|---|
Apex 3 / 5 / 7 / 9 / Pro | シリーズ名 | 性能やスイッチ構造の違い。数字が上がるほど高性能。 ・Apex 3:静音メンブレン ・Apex 5:ハイブリッド ・Apex 7:メカニカル ・Apex 9:光学スイッチ ・Apex Pro:磁気スイッチ(最上位) |
TKL | TenKeyLess(テンキーレス) | テンキーを省いた約80%サイズのキーボード。 マウスとの距離が近く、FPSプレイヤーに人気。 |
Mini | 60%サイズの超コンパクトモデル | ファンクションキーや矢印キーを省略。 持ち運び・省スペース重視。 |
Gen 3 | 第3世代モデル(Generation 3) | 最新のOmniPoint 3.0スイッチやRapid Triggerを搭載した新型。 Proシリーズ中心に使用される表記。 |
Wireless | 無線モデル | 2.4GHzワイヤレスとBluetooth接続対応。 有線モデルより自由度が高い。 |
同じような名前があってどれを選べば良いかわからないのではないでしょうか。
この後わかりやすく説明していきます。
とりあえず最強格はこの3つ(日本語配列)
Apex Pro Mini Gen 3
Apex Pro TKL Gen 3
Apex Pro TKL Wireless Gen 3
グレード順
Apex Pro ────── 最上位:磁気スイッチ・ラピッドトリガー対応
↑
Apex 9 ───────── 光学スイッチ・プロ向け反応速度
↑
Apex 7 ───────── 機械式スイッチ・OLED搭載
↑
Apex 5 ───────── メカニカル+メンブレンの中間型
↑
Apex 3 ───────── 静音・防水・低価格モデル
Gen 3とは?(意味と位置づけ)
SteelSeriesの「Gen 3」とは
SteelSeriesの「Gen 3(ジェネレーション3)」という表記は、
Apex Proシリーズに使われている世代(第3世代)モデルを示す用語です。
簡単に言うと
“Apex Proの第3世代モデル”=Gen 3
より高性能なOmniPoint 3.0スイッチと新機能(Rapid Trigger対応など)を搭載した最新版です。
SteelSeriesはApex Proシリーズを世代ごとに進化させていて、
「Gen(Generation)」はその世代番号を指します。
世代 | 名称 | 発売時期 | 主な特徴 |
---|---|---|---|
Gen 1 | Apex Pro(初代) | 2019年頃 | OmniPoint 1.0スイッチ(アクチュエーション可変) |
Gen 2 | Apex Pro (2023) / Apex Pro Mini | 2022〜2023年 | OmniPoint 2.0スイッチ(応答速度向上) |
Gen 3 | Apex Pro Gen 3 / Apex Pro TKL Wireless Gen 3 | 2024〜2025年 | OmniPoint 3.0スイッチ+Rapid Trigger対応+新構造 |
🔸 Gen 3になって変わった主なポイント
機能 | 旧モデル | Gen 3(最新) |
---|---|---|
スイッチ | OmniPoint 2.0 | OmniPoint 3.0(磁気センサー式) |
ラピッドトリガー | ❌ 非対応 | ✅ 対応(超高速再入力) |
アクチュエーション調整範囲 | 0.2〜3.8mm | 0.1〜4.0mmの精密調整 |
キーリセット速度 | 通常 | 約10倍高速 |
スイッチ寿命 | 約1億回 | 約1億回+磁気式で摩耗ゼロ |
OLEDディスプレイ | 旧型 | 高解像度・多機能に進化 |
ワイヤレス性能 | なし / Gen 2のみ | 2.4GHz+Bluetooth両対応 |
簡単にまとめると…
🔸 Gen 1〜2は「可変アクチュエーションができる高性能メカニカル」
🔸 Gen 3は「磁気センサー+Rapid Trigger対応の超ハイエンド」
つまり、Gen 3はSteelSeries Apexシリーズの中でも
最も高速で、プロ向けにチューニングされた最新世代ということです。
ゲーマー的にはどう違うの?
- Rapid Trigger対応 → 押してすぐ離す動作が超正確(VALORANT・CS2向け)
- 磁気センサー式スイッチ → 接点が物理的にないため、摩耗・遅延がゼロ
- 可変アクチュエーション → キーごとに反応位置を調整可能(誤操作防止)
製品型番(製品コード)について
AmazonやSteelSeries公式の商品名にある「64918」のような数字は、
実は SteelSeries社内で使われている製品型番(製品コード) です。
結論
「64918」「64856」などの数字は、SteelSeriesの内部製品コード(SKU / Part Number)
各モデル・カラー・配列(日本語 / 英語)・世代を区別するための識別番号です。
具体例
たとえば、同じ「Apex Pro TKL」でも下のように番号が違います
型番(例) | 製品名 | 配列 / 種類 |
---|---|---|
64734 | Apex Pro(初代) | 英語配列(US) |
64735 | Apex Pro(初代) | 日本語配列(JIS) |
64856 | Apex Pro TKL(2023) | 英語配列 |
64857 | Apex Pro TKL(2023) | 日本語配列 |
64918 | Apex Pro TKL Wireless Gen 3 | 英語配列 |
64919 | Apex Pro TKL Wireless Gen 3 | 日本語配列 |
64859 | Apex Pro Mini(有線) | 英語配列 |
64860 | Apex Pro Mini(有線) | 日本語配列 |
(※ 数値はSteelSeries公式および販売店データからの一般的な対応例です)
つまりどう使われているの?
- SteelSeriesでは世界共通で製品識別番号(Part Number)を振っています。
- 同じシリーズでも、
- 言語配列(JIS / US)
- カラー(ホワイト / ブラック)
- 接続方式(有線 / Wireless)
- 世代(Gen 2 / Gen 3)
などが違うと、別の番号になります。
Amazonや代理店では、この番号をJANコード(バーコード)や在庫管理にも使っているため、
商品名に「SteelSeries Apex Pro TKL Wireless Gen 3(64918)」と表記されているのです。
これを意識することができれば買い間違いなどのトラブルを避けることができます!
Apex Proシリーズ(最上位モデル)
Apex Pro Gen 3
- 特徴:OmniPoint 3.0 ハイパーマグネティックスイッチ搭載。キーごとに作動点を0.1mm単位で調整可能。
- 注目機能:Rapid Trigger、Protection Mode、GG QuickSet対応。
- おすすめ用途:VALORANT・CS2など、ミリ秒単位の反応を求めるFPSプレイヤー向け。
Apex Pro TKL Gen 3 / Wireless Gen 3
- 特徴:テンキーレス+ワイヤレスモデルも展開。
- メリット:コンパクトながらフル機能搭載。机を広く使いたい人に最適。
Apex Pro Mini / Mini Gen 3
- 特徴:60%サイズのミニキーボード。
- 強み:持ち運びやデスク最適化に便利。
- プレイヤー向け:大会や出張先で同じ感触を求めるプロゲーマー向け。
🔹 Apex 9シリーズ(光学スイッチ搭載)
Apex 9 TKL / Mini
- スイッチ:OptiPoint光スイッチ。物理接点がないため耐久性と高速入力に優れる。
- キーキャップ:PBT素材・色あせ防止仕様。
- デザイン:航空機グレードのアルミトップ。
Apex 9 Mini FaZe Clan Edition
- 限定版:FaZe Clanコラボデザイン。コレクターズモデルとしても人気。
🔹 Apex 7 / 5シリーズ(OLEDディスプレイ搭載)
Apex 7 / Apex 7 TKL
- 特徴:OLEDスマートディスプレイでシステム情報やDiscord通知などを表示可能。
- 構造:アルミフレーム採用で耐久性抜群。
Apex 5
- スイッチ:ハイブリッドブルーメカニカル。
- 価格:Apex Proより抑えめで、コスパ重視の中級ゲーマーに最適。
🔹 Apex 3シリーズ(静音・防水仕様)
Apex 3 / Apex 3 TKL
- タイプ:メンブレン式ながらゲーミング特化。
- 特徴:IP32防水、静音スイッチ搭載。
- おすすめ:静かな環境でゲームや作業をしたいユーザー。
カラーバリエーション
- Aqua(アクアブルー)
- Lavender(ラベンダー)
- White(ホワイト)
カラー展開が豊富で、デスク環境に合わせた選択が可能。
まとめ 用途で選ぶSteelSeriesキーボード
- プロ志向・FPS特化:Apex Pro Gen 3 / TKL Gen 3
- 軽量・コンパクト重視:Apex Pro Mini / 9 Mini
- バランス派・コスパ重視:Apex 5
- 静音・防水重視:Apex 3シリーズ
どのモデルもSteelSeriesならではの堅牢性とデザイン性を兼ね備えています。
用途・プレイスタイルに合わせて、自分にぴったりのキーボードを選びましょう。