
ゲームボーイアドバンス(GBA)とは?
ゲームボーイアドバンスは、任天堂が2001年に発売した携帯型ゲーム機です。
従来のゲームボーイシリーズから大きく進化し、
32ビットCPUを搭載することで当時の据え置き機に近い表現力を持っていたのが特徴です。
横長の本体デザインは持ちやすさを重視しており、アドバンス専用ソフトに加えて
従来のゲームボーイ/ゲームボーイカラー向けソフトとも互換性があります。
発売後は「ポケットモンスター ルビー・サファイア」「MOTHER3」「メイドインワリオ」などの人気タイトルが数多くリリースされ、
全世界で8,000万台以上を販売した大ヒット機となりました。
現在でも、IPS液晶や充電式バッテリーへの改造キットなどが多数販売されており、
レトロゲームファンから根強い人気を集めています。
状態 | 価格の目安 |
---|---|
中古・動作確認済(傷あり) | 3,000〜5,000円前後 |
中古・美品 | 6,000〜9,000円前後 |
箱・説明書付き完品 | 10,000〜15,000円前後 |
カスタム済(IPS液晶/USB-C化等) | 15,000〜30,000円以上 |
未使用品/新品ストック | 25,000〜40,000円以上(※ほぼコレクター価格) |
タイトル
MOTHER3
発売日
2006年4月20日
メーカー
任天堂
ゲーム内容
場所も、時代も、全てが謎に包まれた島「ノーウェア島」。この中にある唯一の村・タツマイリ村では人々が穏やかな暮らしを送っていた。ここに住む少年・リュカと双子の兄・クラウスは、母親のヒナワとともに祖父のアレックのもとへ遊びに行っていた。そこで楽しい時を過ごし、あとは父親のフリントが待つ家に帰るだけであった。
複数の視点から描かれる群像劇が特徴です。
- シリーズ最終作:MOTHERシリーズの3作目であり、完結編として位置づけられています。
- ゲームデザインとシナリオ:糸井重里氏が担当。
- 舞台:一つの村を拠点に、村人たちを中心とした群像劇が展開されます。
- 開発の経緯:開発が難航し、一度は中止になったものの、再開を経て2006年に発売されました。
- BGM:前作までの鈴木慶一氏と田中宏和氏に代わり、ハル研究所の酒井省吾氏が作曲を担当しました。
中古相場
4000円~12000円程度 状態による
プレイ動画等
GBA(ゲームボーイアドバンス)のこれから
現在(2025年時点)のゲームボーイアドバンス本体の価格相場は以下のようなイメージです(日本国内・中古市場)。
状態 | 価格の目安 |
---|---|
中古・動作確認済(傷あり) | 3,000〜5,000円前後 |
中古・美品 | 6,000〜9,000円前後 |
箱・説明書付き完品 | 10,000〜15,000円前後 |
カスタム済(IPS液晶/USB-C化等) | 15,000〜30,000円以上 |
未使用品/新品ストック | 25,000〜40,000円以上(※ほぼコレクター価格) |
⚠️あくまで「メルカリ/ヤフオク/中古ショップ」など一般的な流通価格の目安です。
特定カラー(オレンジ・ブルー×ブラックなど)はさらに高騰している場合もあります。
🔎 ワンポイント
- IPS液晶やType-C化済のカスタムモデルは人気が高く、
純正より 1.5〜2倍以上の価格 で取引されています。 - 一方で、純正のジャンク品(動作未確認)は 1,000〜2,000円程度 でも見つかることがあります。
ゲームボーイアドバンスはすでに発売から20年以上が経過している機種ですが、
今後 “ただのレトロゲーム機” ではなく 「カスタマイズ前提のプラットフォーム」 として
さらに価値が高まっていくと考えられています。
主な理由
要素 | 内容 |
---|---|
IPS液晶の普及 | 従来より高画質・高輝度でプレイ可能になり再評価が進行 |
Type-C バッテリー化 | 現代の充電環境に対応 → 日常的に使いやすく進化 |
互換マザーボードの登場 | FunnyPlaying 等による 新品基板 が流通し始めている |
カラーバリエーションシェル | 透明・メタリックなどオリジナルには無いデザインが人気 |
レトロゲームブーム | EU・北米を中心に再ブーム → 中古価格が上昇傾向 |
今後期待される流れ
- 「オリジナル本体+最新パーツ」=ハイブリッド化 が主流に
- 純正基板が高騰 → 互換マザーボードに置き換える流れが加速
- 3Dプリンタによるオリジナル筐体/カラーケースが一般化
- レトロゲーム機というより「GBAはカスタムデバイス」というジャンルへ