
スーパーファミコンのカセットは、
見た目はシンプルですが、持つと意外としっかりした作りをしています。
- 中には何が入っているのか
- データはどこに保存されているのか
- なぜ今でも動くソフトが多いのか
今回は、実際にスーパーファミコンのソフトを分解して、
内部構造をじっくり確認してみました。
※この記事は構造観察を目的としています。
※分解は自己責任で行ってください。
用意したもの
スーファミソフトの分解に必要なのは、これだけです。
- 特殊ネジ用ドライバー(3.8mm ゲームビット)
- プラスドライバー(内部固定用がある場合)
- ネジ管理用トレイ
任天堂系カートリッジ定番の特殊ネジが使われています。
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分解手順① 表面のネジを外す

まずはカセット背面。
- 下側にある2本の特殊ネジを外す
- ネジは深めなので、ドライバーは垂直に
このネジを外すと、
前後のケースが分離できるようになります。
分解手順② 外装ケースを開く

ネジを外したら、
- 表面側をスライド or 持ち上げる
- 無理にこじらず、ツメの位置を意識
スーファミソフトは
接着剤ではなく、ネジとツメのみで固定されています。
スーパーファミコンソフトの内部構造

外装を外すと、
中には1枚の基板が収まっています。
主な構成パーツ
- ROMチップ(ゲームデータ本体)
- 制御用ICチップ
- 抵抗・コンデンサ
- カートリッジ端子(接点)
構成は非常にシンプルで、
ほぼ「基板+ROM」だけと言っていい作りです。
ROMチップがすべてを担っている
写真でも分かる通り、
中央に配置された大きなICがROMチップです。
- ゲームプログラム
- グラフィックデータ
- サウンドデータ
これらすべてが、
このROMに書き込まれています。
フラッシュメモリではなく
マスクROMが使われているのも特徴です。
金属シールドがない理由
NINTENDO64のソフトと違い、
スーファミソフトには金属シールドがありません。
その理由は、
- クロック周波数が低め
- ノイズ耐性要求がそこまで高くない
- コストと軽量化を重視
当時の家庭用据え置き機として、
必要十分な設計だったことが分かります。
カセットが意外と軽い理由
スーファミソフトは、
- 樹脂ケース
- 基板1枚
- 金属パーツほぼなし
という構成なので、
64ソフトと比べるとかなり軽量です。
元に戻すときの注意点
スーファミソフトは、
- 接着剤は不要
- ネジで元通り固定可能
ただし、
- 端子部分に指で触れすぎない
- ネジを締めすぎない
この2点には注意しましょう。
まとめ|スーファミソフトは「シンプルで強い」
スーパーファミコンのソフトは、
- 構造がとてもシンプル
- 余計なパーツが少ない
- 物理的にも電気的にも安定
だからこそ、
30年以上経った今でも普通に動くソフトが多いのだと感じました。
分解してみると、
当時の技術と割り切りの良さ、
そして 任天堂 の堅実な設計思想がよく分かります。
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