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PSP(PlayStation Portable)は、海外ソフトや映像を楽しみたいユーザーにとって「リージョンロック」が気になるポイントです。ここではシンプルに解説します。
UMDゲームはリージョンフリー
- PSP用のUMDゲームにはリージョンコードが存在しません。
- つまり、日本版のPSP本体でも北米版・欧州版のゲームソフトを問題なく起動できます。
- 海外限定のRPGや日本未発売タイトルを遊びたい場合でも安心です。
UMDビデオはリージョン制限あり
- 一方で、映画やアニメを収録したUMDビデオにはリージョンコードが設定されています。
- 例:日本のPSPで北米版UMDビデオを再生しようとしても、基本的には再生できません。
- DVDやBlu-rayと同じように「映像コンテンツのみ制限がある」と考えるとわかりやすいです。
リージョンコードの基本一覧
UMDビデオに使われているリージョンコードは、DVDと同じ仕組みです。代表的な地域をまとめると以下のとおりです。
リージョンコード | 対応地域の例 |
---|---|
1 | アメリカ・カナダ |
2 | 日本・ヨーロッパ・中東 |
3 | 東南アジア・韓国・香港 |
4 | 南米・オーストラリア |
5 | ロシア・アフリカ |
6 | 中国 |
※日本のPSPは「リージョン2」に属します。
リージョンコードとは?
リージョンコードとは、DVDやUMDビデオなどの映像ソフトに設定される「再生地域を制限する番号」です。
- 目的は主に「著作権管理」と「発売地域ごとの市場調整」。
- 例えば、ある映画が日本ではまだ公開前でも、アメリカではすでに発売されている場合、日本のプレイヤーで北米版を再生できないようにする仕組みです。
- プレイヤー(PSP本体など)とディスク(UMDビデオ)のリージョンコードが一致していないと再生できません。
つまり、同じPSP本体でも「ゲームは自由に遊べる」のに「ビデオは地域制限がある」のは、このリージョンコードの存在が理由です。
まとめ
- UMDゲーム → リージョンフリー(制限なし)
- UMDビデオ → リージョンロックあり(海外版は再生不可)
ゲームを楽しむ分にはリージョンを気にする必要はありませんが、映像作品をUMDで集めたい方は注意が必要です。