
2025年10月30日に発売された『ドラゴンクエストI&II HD-2Dリメイク』が、今かなり話題になっています。
そして面白いことに、その影響でファミコン版の「ドラクエI」「ドラクエII」の中古価格がグッと上がってきているんです。
リメイク版の発売をきっかけに、「原点をもう一度遊びたい」「昔のカセットを手に入れたい」というファンが急増中。
今回は、リメイクの概要から、中古価格が上がっている理由、そして今後の動きまでまとめていきます。
ドラクエI&IIリメイクとは?
今回発売された『ドラゴンクエストI&II HD-2Dリメイク』は、あの懐かしいドット絵を活かした“HD-2D”スタイルで再構築された完全リメイク版。
Switch2・PS5・Steamなどでプレイ可能で、グラフィックや演出は一新されつつも、往年の雰囲気はしっかり残っています。
「ドラクエIII HD-2Dリメイク」が高評価だった流れもあり、今作も発売前から注目度が高めでした。
その結果、ファンの間では「せっかくだから元祖ドラクエも揃えたい!」という動きが加速しています。
ファミコン版ドラクエが今、値上がりしている!
1986年に発売された『ドラゴンクエストI』、そして翌年の『II 悪霊の神々』。
どちらも日本のRPGの礎を築いた伝説的タイトルですが、今あらためて中古市場で再評価されています。
例えば、最近の中古ショップでは
- ドラクエI(箱・説明書付き)…約8,000円前後
- ドラクエII(完品)…2,000〜3,000円ほど
と、ここ数年では見られなかった価格帯に。
メルカリやヤフオクでも完品出品が減っており、買取店では「在庫がすぐ売れる」との声も出てきています。
もちろん、ソフト単体(箱なし・説明書なし)ならまだ数千円台ですが、「完品」「美品」状態の価格は確実に上昇傾向です。
価格上昇の理由をざっくり解説
今回の価格上昇には、いくつかの分かりやすい理由があります。
- リメイク効果で原作への注目が復活
新作をプレイした人が「当時の空気感を味わいたい」と感じるパターンはよくある流れです。 - 流通数が年々減少中
ファミコンソフトの中でも、動作品かつ完品の状態はかなり貴重。
コレクター人気もあり、需要に対して供給が追いついていません。 - 「現物としての価値」が上がっている
SwitchやSteamではデジタルが主流になった今、“カセットを持つ体験”自体が価値になっています。
この3つが重なり、ちょっとしたドラクエバブルのような動きを見せています。
今後の動きは?買うなら今がチャンス?
過去の例を見ても、「リメイク直後〜発売後数か月」は中古価格が最も上がりやすい時期です。
その後、話題が落ち着くと少しずつ下がる傾向にありますが、ドラクエI・IIは「シリーズの原点」なので安定した人気を保ちやすいのが特徴。
完品状態のものは今後もプレミア化しやすく、
「持っておきたい」「コレクションに加えたい」という人にとっては今がチャンスかもしれません。
逆に、遊ぶ目的だけなら、リメイク版で十分満足できる内容。
中古市場の高騰が続く前に、今のうちに手を出しておくかどうかが分かれ目です。
購入・買取時のポイント
・箱・説明書付き(完品)を優先する
・端子のサビや動作チェックを必ず確認
・メルカリ・駿河屋・ブックオフなど複数サイトで相場を見比べる
・「安すぎる」出品には注意(再販品や動作不良の可能性も)
レトロゲームを買うなら掃除用に持っておくと便利↓





