
ゲーミングPCを揃える際に、実は「一番後悔しやすい」のがデスク選びです。
PC本体やモニターはスペックの違いが明確ですが、デスクは“見た目だけで決めてしまう”人が多く、
・高さが合わず肩や腰が痛くなる
・横幅が狭くてモニターが置けない
・素材が弱くてたわむ
・奥行が足りずキーボードが窮屈
などのミスが非常に多いジャンルです。
この記事では、「絶対に失敗しないゲーミングデスクの選び方」を、
・高さ
・横幅
・奥行
・材質
・厚さ
・脚の形状
・耐荷重
・配線のしやすさ
・L字デスクのメリット・デメリット
・予算の考え方
など、徹底的に解説します。
この記事だけ読めば、どんな部屋でもどんなスタイルでも最適なデスクが選べるはずです。
理想的なデスクの高さ:70〜75cmが基準
一般的に「デスクの高さの最適値」は 70〜75cm です。
ほとんどの市販デスクはこの範囲に収まっていますが、以下の点を覚えておくと失敗しません。
【身長別の目安】
・150〜165cm → 70〜72cm
・165〜175cm → 72〜74cm
・175〜185cm → 73〜75cm
実際には 椅子の高さで微調整できる ので、デスク高さよりも「椅子が昇降できるか」が重要です。
【高さが合わないとどうなるか】
・肩こり
・腰痛
・タイピング姿勢が悪くなる
・長時間ゲームのパフォーマンスが落ちる
高さ調整ができる電動昇降デスクが理想ですが、予算が許さない場合は
「70〜75cm固定のデスク+椅子で調整」の組み合わせが最も現実的です。
横幅:120cmが最低ライン、140〜160cmが理想
デスク選びで最も後悔が多いのが「横幅不足」です。
【横幅の基準】
・最低でも:120cm
・快適に使うなら:140cm
・デュアルモニターや大型パソコンの場合:160cm
・ウルトラワイドモニターなら:180cm以上あると安心
【なぜ120cmが最低ラインなのか?】
ゲーミング環境は
・モニター(24〜27インチ)
・キーボード
・マウス(広いマウス操作領域)
を置くため、横幅100cmだと確実に窮屈になります。
【140〜160cmが理想な理由】
・モニターが自然に中央に置ける
・マウスをぶん回せる
・小物・ヘッドホン・スピーカーが置ける
・作業用スペースも確保できる
初めてデスクを買う人ほど 「横幅は大きめを買うのが正解」 という声が多いです。
奥行:60cmは狭い。70〜80cmが快適な基準
奥行は もっとも軽視されるのに、もっとも重要なポイントです。
【奥行の基準】
・最低:60cm
・推奨:70〜75cm
・理想:80cm
なぜかというと、奥行が短いと
・モニターとの距離が近くなり目が疲れやすい
・キーボードとマウスが圧迫される
・姿勢が悪くなる
といった問題が出ます。
モニターとの距離は 50〜70cm が理想なので、
奥行70〜80cmのデスクは非常にバランスが良く、
長時間のゲームや作業でも負担が大幅に軽減されます。
デスクの材質はどれがいい?強度・耐久性で差がつく
【おすすめの材質順】
- メラミン樹脂天板(最強)
・傷に強い
・水に強い
・耐久性が高い
・価格もリーズナブル - 天然木(高級)
・質感が良い
・重くて安定感がある
・ただし水・傷に弱い
・価格が高い - 合成樹脂(パーティクルボード)
・安い
・軽い
・耐久性が低い
・長期間使うとたわむことがある
ゲーミング用途なら、
「メラミン天板 × スチール脚」
が最も長持ちします。
天板の厚さ:2cm以上を推奨。1.5cm以下は不安定
厚さも見逃しがちなポイントです。
【天板の厚さごとの特徴】
・1.2〜1.5cm → たわみやすい、モニターアームが使えない
・1.8〜2.0cm → 安定していて一般的にベスト
・2.5〜3.0cm → 高級デスクや昇降デスクの基準で非常に安定
特に、モニターアームを使いたい場合は、
2cm以上、裏側が補強されているデスク
を選ばないと固定に失敗します。
脚の形状:I字脚・T字脚・コの字脚の違い

デスクの脚もかなり重要です。
【I字脚(一般的)】
・安定性は普通
・安くて種類が多い
・足元スペースが広い
【T字脚(ゲーミング向け)】
・横揺れに強く安定性が高い
・電動昇降デスクの多くがT字脚を採用
・モニターアームの振動が伝わりにくい
→ 本格的なゲーミング環境に最も向く
【コの字脚(L字デスクに多い)】
・デザイン性が高い
・横幅が大きく取りやすい
・ただし中央がやや揺れやすい場合がある
安定性重視なら T字脚 がベストです。
耐荷重:ゲーミング用途なら最低50kg以上
モニター・PC本体・スピーカーなどを置くため、意外と重量がかかります。
【必要な耐荷重の目安】
・最低:50kg
・理想:80kg以上
・大型モニター+デュアルモニターなら:100kg以上
耐荷重が低いと
・天板がたわむ
・脚が歪む
・モニターアームが不安定
などのトラブルが起きやすいです。
L字デスクはどう?メリット・デメリットまとめ
【メリット】
・広い作業スペース
・モニター2枚以上が置きやすい
・配信・編集・勉強スペースを分けられる
・コスパ良く広い空間を作れる
【デメリット】
・部屋のレイアウト変更がしにくい
・重くて移動が大変
・安いL字は中央がたわみやすい
・ケーブルが複雑になりやすい
【総評】
スペースに余裕があるなら L字はかなり強い選択肢。
配信者や編集者はL字を好む傾向があります。
配線がしやすいデスクかどうかも重要
・天板裏にケーブルトレーがある
・コードホールがある
・背面を壁にベタ付けできるデザイン
などは、後から効いてきます。
配線周りが汚くなると
・掃除がしにくい
・熱がこもる
・見た目が悪くなる
など地味にストレスが増えるため、
ゲーミングデスクでは 配線のしやすさ=快適さ だと思ってOKです。
予算の目安:1万円〜10万円までの違い
【1〜2万円】
・初心者向け
・横幅100〜120cmが多い
・メラミンではないことも
・振動に弱いデスクも多い
【2〜4万円】
・最もコスパが良い
・120〜160cmデスクが豊富
・メラミン天板が主流
・モニターアーム対応も増える
【5〜10万円(電動昇降デスク含む)】
・安定性抜群
・厚めの天板
・T字脚など揺れに強い
・長期間使う人に最適
特に、ゲーム・仕事兼用で長時間使う人は
5万円以上の電動昇降デスクが圧倒的におすすめです。
まとめ:ゲーミングデスク選びは「大きさ・安定性・材質」で決まる
本気で快適なゲーミング環境を作りたいなら、以下の条件を満たすデスクを選ぶだけで失敗しません。
・横幅:120〜160cm
・奥行:70〜80cm
・高さ:70〜75cm
・材質:メラミン天板
・厚さ:2cm以上
・脚の形状:T字脚 or I字脚
・耐荷重:50〜80kg以上
デスクは一度買うと5〜10年使うアイテムなので、
スペックを妥協せず選ぶことで、ゲームも作業も圧倒的に快適になります。
身長別|最適なデスク(机)の高さ一覧表
| 身長(cm) | 最適な机の高さ(cm) | ポイント |
|---|---|---|
| 150〜155 | 68〜70 | 肘が90度になる姿勢を意識 |
| 155〜160 | 70〜71 | 少し低めが姿勢が安定しやすい |
| 160〜165 | 71〜72 | 一般的な最低基準ライン |
| 165〜170 | 72〜73 | もっともバランスがよい範囲 |
| 170〜175 | 73〜74 | 多くのゲーミングデスクが該当 |
| 175〜180 | 74〜75 | 高さ調整できる椅子があると便利 |
| 180〜185 | 75〜76 | モニター目線との距離も意識 |
| 185〜190 | 76〜78 | 天板が高めのモデルが必要になる場合も |
基準メモ
・「机の高さ」は“天板の高さ”
・椅子の座面高さで調整できるため、±1〜2cmの誤差は問題なし
・最重要なのは 肘が90度に近い角度でキーボード操作できる姿勢
ゲーミングデスク選びで最も重要なのは、見た目や値段ではなく「体に合った高さ」かどうかです。
デスクが高すぎると肩が上がり、首まわりがこりやすくなります。逆に低すぎると前のめり姿勢になり、腰への負担が大きくなります。
身長と机の高さの関係は非常にシンプルで、「肘が90度前後でキーボードに手を置ける」姿勢がもっとも疲れにくい最適なポジションです。
もちろん、デスクは高さ調整できないものが多いため、微調整は椅子の座面で行うのが基本です。
そのため、記事内で紹介した身長別の高さ表を参考にしつつ、
「机の高さは70〜75cmを基準にする」「椅子で高さを合わせる」
この2つを意識するだけで、長時間のゲームでも疲れにくい快適な環境が作れます。
ゲームのパフォーマンスも集中力も、実は机の高さひとつで大きく変わります。
最適な高さを理解してデスクを選ぶことが、快適なゲーミング環境作りの第一歩と言えるでしょう。





