
PS5 ProとゲーミングPC、どちらを購入するべきか。
PS5 Proは税込137,980円。ゲーム機として考えると、決して安い金額ではありません。
ここまで出すなら、もう少し予算を増やしてゲーミングPCを購入した方がいいのでは?と考える人もいるでしょう。
一方で、同程度のグラフィック性能を持つゲーミングPCを新品で購入しようとすると、20万円前後になることも珍しくありません。
そう考えると、PS5 Proは意外とお買い得にも見えます。
ただ、この比較は本体価格だけでは判断できません。ゲームの画質やフレームレートはもちろん、遊べるタイトル、オンライン料金、ゲームソフトの購入価格、今後の使い道まで考える必要があります。
今回はPS5 ProがゲーミングPCのどの程度の性能に相当するのかを整理しながら、どちらを購入する方が満足できるのか考えていきます。
※本記事は2026年10月時点の価格・製品情報を参考にしています。ゲーミングPCの価格やゲームの対応状況は変動するため、購入前に最新情報をご確認ください。
ゲームだけならPS5 Proは優秀。ただし長く使うならPCにも魅力がある
最初に結論からお伝えすると、PS5 Proは価格に対して優れたゲーム性能を持っています。
特に、4Kテレビで高画質のゲームを楽しみたい人にとっては、かなり魅力的な選択肢です。
同じようなゲーム体験を目指して新品のゲーミングPCを購入する場合、PS5 Proよりも高い予算が必要になることが多いためです。
ただし、だからといってPS5 Proの方が誰にとってもお買い得というわけではありません。
例えば、Steamでしか遊べないゲームをプレイしたい人、FPSで144fps以上を狙いたい人、ゲーム配信や動画編集にも使いたい人なら、ゲーミングPCを選ぶ価値は十分にあります。
筆者としては、次のように考えています。
| 重視すること | おすすめ |
|---|---|
| 購入時のコストを抑えて高画質で遊びたい | PS5 Pro |
| 4Kテレビで大作ゲームを楽しみたい | PS5 Pro |
| Steamのゲームを幅広く遊びたい | ゲーミングPC |
| FPSを高フレームレートでプレイしたい | ゲーミングPC |
| MODを導入してゲームを遊びたい | ゲーミングPC |
| ゲーム配信・動画編集・普段の作業もしたい | ゲーミングPC |
| 複雑な設定をせずにゲームを始めたい | PS5 Pro |
| 将来的にパーツを交換して性能を上げたい | ゲーミングPC |
ここからは、もう少し具体的に比較していきます。
筆者的にはゲーミングPCに一票ですね、PS5のソフトだけではなく普通のPCとしてブラウザ検索や動画編集、steamというPCゲームのデジタル配信プラットフォームを使用して数多くのゲームをプレイすることができます。
PCでしかできないゲームがあることがPS5との大きな差になりそうです。
とはいえ、考え方は人それぞれなのでここから詳しく解説します。
PS5 Proの性能はゲーミングPCで例えるとどれくらい?
PS5 Proの性能をPCと比較する場合、特に重要なのがGPUです。
GPUとは、ゲームの映像処理を担当するパーツのこと。ゲーミングPCではGeForce RTXシリーズやRadeon RXシリーズなどのグラフィックボードが使われています。
PS5 ProにもAMD製の技術を採用した専用GPUが搭載されています。
PS5 ProのGPUはRTX 5060 TiやRX 9060 XTクラスが比較対象
実際のゲーム性能で考えると、PS5 Proは次のグラフィックボードが比較対象になります。
| グラフィックボード | PS5 Proとの比較 |
|---|---|
| GeForce RTX 5060 Ti 16GB | 実ゲーム性能の比較対象として近いクラス |
| Radeon RX 9060 XT 16GB | 実ゲーム性能の比較対象として近いクラス |
| GeForce RTX 4070 | 旧世代の比較対象として挙げられるモデル |
| Radeon RX 7700 XT | 従来から比較対象として挙げられるモデル |
ただし、これらのグラフィックボードとPS5 Proが完全に同じ性能という意味ではありません。
ゲームによって得意・不得意があり、同じ画質設定でも結果が変わります。
ゲームの技術検証で知られるDigital Foundryも、2025年6月にRX 9060 XT 16GB、RTX 5060 Ti、PS5 Proを比較しています。
そのため、2026年現在のPCと比べるなら、RTX 5060 Ti 16GBやRX 9060 XT 16GBあたりを基準に考えるのが分かりやすいでしょう。
RTX 4070も比較対象になりますが、「PS5 Pro=RTX 4070」と断定してしまうのは正確ではありません。
RTX 5060 Ti 16GBはどのくらいの立ち位置?
今回、PS5と比較しているRTX 5060 Ti 16GBは現在販売されているPCの中ではミドルレンジです。
理想を言えば、長期的に使うためこれより上位のグラボ搭載のPCが望ましいです。
| GPU | クラス | 主な用途 |
|---|---|---|
| RTX 5050 | エントリー | 軽めのゲーム・フルHD |
| RTX 5060 | エントリー~ミドル | フルHD中心 |
| RTX 5060 Ti 16GB | ミドル | フルHD高画質・WQHD |
| RTX 5070 | アッパーミドル | WQHD高画質・高fps |
| RTX 5070 Ti | ハイエンド寄り | WQHD高fps・4K |
| RTX 5080 | ハイエンド | 4K高画質 |
| RTX 5090 | 最上位 | 4K最高画質・重量級ゲーム |
なぜ同じGPU性能でも結果が変わるのか
PS5 Proはゲーム専用に設計されたハードウェアです。
すべてのPS5 Proに同じCPUやGPUが搭載されているため、開発側は決まった構成に合わせてゲームを調整できます。
これに対してPCは、搭載するCPU、GPU、メモリなどの組み合わせが非常に多く、動作環境も異なります。
さらにPS5 Proでは、PSSRというAIを利用した映像の高解像度化技術を使用できます。
これは、内部で描画した映像を高精細に補正する技術です。単純に高い解像度で描画するよりも負荷を抑えながら、きれいな映像を表示できます。
PCにもNVIDIAのDLSSやAMDのFSRといった似た技術がありますが、使用できる機能や画質は製品・ゲームによって異なります。
つまり、PS5 ProとPCはGPUのスペック表だけを見ても、実際のゲーム性能を正確には比較できないのです。
PS5 Proは通常のPS5からどれくらい性能が上がった?
PS5 Proは通常モデルのPS5を高性能化した製品ですが、すべてのパーツが大幅に強化されたわけではありません。
特に変化が大きいのがGPUです。
| 項目 | PS5 | PS5 Pro |
|---|---|---|
| CPU | AMD Zen 2ベース・8コア16スレッド | AMD Zen 2ベース・8コア16スレッド |
| GPU | AMD製カスタムGPU | 強化されたAMD製カスタムGPU |
| GPU演算ユニット | 36CU | 60CU |
| GPUメモリ帯域幅 | 448GB/s | 576GB/s |
| AI高解像度化技術 | PSSR非対応 | PSSR対応 |
| レイトレーシング | 対応 | 強化 |
| 付属SSD | モデルによって異なる | 2TB |
CUはGPU内部の演算ユニットを表します。数が多ければ必ず同じ割合で性能が上がるわけではありませんが、GPU規模を知る目安になります。
Sonyの発表によると、PS5 Proは通常のPS5と比べてGPUの演算ユニット数が67%増加し、メモリも28%高速化しています。
その結果、ゲームのレンダリング速度は最大45%向上するとされています。
ここで注意したいのは、ゲームのフレームレートが一律で45%向上するわけではないことです。
例えば、通常PS5で60fpsに制限されているゲームが、PS5 Proで自動的に87fpsになるわけではありません。
ゲーム側の対応状況やCPUの処理能力によって、実際に得られる効果は変わります。
CPUの進化はGPUほど大きくない
個人的に注目したいのがCPUです。
PS5 ProのCPUは、通常のPS5と同じZen 2世代をベースとしています。動作クロックを高めるモードはありますが、最新のゲーミングPCに搭載されるCPUと比べると設計自体は古くなっています。
CPUは敵キャラクターの動作やゲーム内の物理演算など、さまざまな処理を担当します。
特に高いフレームレートを狙うゲームでは、GPUだけでなくCPUの性能も重要です。
そのため、PS5 ProはGPUが強化されたからといって、あらゆるゲームを120fpsで動かせるわけではありません。
この点はゲーミングPCとの大きな違いです。
同程度のゲーミングPCを購入するといくらかかる?
ここが今回の比較で最も気になる部分だと思います。
PS5 Proは税込137,980円ですが、これに近いGPU性能を持つゲーミングPCはいくらするのでしょうか。
2026年10月時点で確認できる、ドスパラの完成品PCを例にしてみます。
| 製品・構成 | 価格(税込) |
|---|---|
| PS5 Pro(2TB) | 137,980円 |
| Ryzen 5 4500 / RX 9060 XT 16GB / SSD 500GB | 164,980円 |
| Ryzen 5 7500F / RX 9060 XT 16GB / SSD 500GB | 198,880円 |
| Ryzen 5 7500F / RTX 5060 Ti 16GB / SSD 500GB | 204,980円 |
※PCはドスパラのTHIRDWAVEシリーズの掲載価格を参考にしています。構成、在庫、販売価格は変更される場合があります。
PCの方が安く購入できるケースもあるものの、比較対象として選んだ構成ではPS5 Proが約2万7,000~6万7,000円安い計算になります。
ただし、16万円台のモデルはRyzen 5 4500を搭載しており、CPU性能や将来性ではRyzen 5 7500F搭載モデルと違いがあります。
グラフィックボードだけが同じでも、PC全体として同じゲーム性能が得られるとは限りません。
また、PC側のSSD容量は500GBなのに対して、PS5 Proは2TBです。
大容量のゲームを複数インストールするなら、この差も無視できません。
ゲーミングPCで2TBのSSDを選択すれば、そのぶん費用が上がる場合があります。
反対に、PCにはWindowsが搭載されており、ゲーム以外のさまざまな用途に使えるという利点があります。
それぞれに異なる価値があるため、単純に本体価格の差だけで優劣を決めるべきではないでしょう。
PS5と同等でRyzen 5 7500F / RTX 5060 Ti 16GB / SSD 500GBこのスペックで204,980円と考えたらPS5は相当お買い得です。
ゲーミングPCの場合購入時にここからSSD容量を増やす、メモリを16GB二枚刺しで32GBに交換、電源をグレードアップ等をするので、少なくとも25万円はすると思います。
PS5 Proには最初からコントローラーも付属する
PS5 ProにはDualSenseワイヤレスコントローラーが付属しています。
ゲーミングPCの場合、キーボードやマウスが付属していない製品もあり、必要に応じて追加購入することになります。
もちろん、すでに周辺機器を所有している人なら追加費用はかかりません。
比較するときは、今持っている機器を流用できるかどうかも考えておきたいところです。
キーボード、マウス、マウスパッド、マイク、オーディオインターフェース等で8万くらいは見込みましょう。
PS5 Proは4Kゲームを遊ぶならお買い得?
PS5 Proの強みが発揮されやすいのは、高画質を重視するゲームです。
例えば、広大なフィールドを探索するオープンワールドゲームや、美しい背景が特徴のアクションゲームなどが挙げられます。
通常のPS5でも十分きれいな映像を楽しめますが、PS5 Proでは対応タイトルで画質や描画の安定性を改善できます。
特に4Kテレビとの組み合わせは魅力的です。
4K出力とネイティブ4Kは違う
ここは誤解されやすいところなので、補足しておきます。
PS5 Proが4Kに対応しているからといって、すべてのゲームをネイティブ4Kで描画しているわけではありません。
ネイティブ4Kとは、3840×2160の解像度で直接映像を描画することです。
一方でPS5 Proは、ゲームによって内部の描画解像度を下げ、PSSRなどの技術で4Kに近い映像へ補正します。
これは決して悪い方法ではありません。
PCでも高い画質とフレームレートを両立させるために、DLSSやFSRを使用することは一般的です。
重要なのは、最終的に表示される映像がどれだけきれいで、快適に操作できるかという点でしょう。
PCで4K高画質を狙うと予算が上がりやすい
PCでもRTX 5060 Tiなどのグラフィックボードで4K出力は可能です。
しかし、最新の高負荷なゲームを4K・高画質設定で快適に動かせるかは別の問題になります。
ゲームによっては設定を下げたり、DLSSなどを利用したりする必要があります。
さらに高い画質やフレームレートを求めれば、RTX 5070 Ti以上の製品なども選択肢に入ってきます。
その場合、PC全体の価格はさらに高くなります。
PS5 Proは、対応タイトルにおいて画質とフレームレートのバランスがあらかじめ調整されているため、細かい設定に悩まずゲームを楽しめます。
4Kテレビで大作ゲームを遊ぶことが主な目的なら、価格を考えても十分魅力のあるゲーム機です。
フレームレート重視ならゲーミングPCの方が有利
ここまで高画質を中心に比較してきましたが、FPSや競技性の高いゲームでは話が変わります。
フレームレートとは、1秒間に画面が何枚更新されるかを表す数値です。
一般的には60fpsより120fps、120fpsより144fpsや240fpsの方が、動きが滑らかに見えます。ただし、違いを体感するには対応するモニターも必要です。
PS5 Proでも、対応タイトルでは最大120fpsのゲームプレイが可能です。
しかし、ゲーミングPCであれば、ゲームやPC性能次第で144fps、240fps、それ以上を狙うこともできます。
| 項目 | PS5 Pro | ゲーミングPC |
|---|---|---|
| 60fpsでのゲーム | 対応タイトルで可能 | 性能・設定次第 |
| 120fpsでのゲーム | 対応タイトルで可能 | 性能・設定次第 |
| 144fps以上 | 基本的に不可 | 対応ゲームで可能 |
| 240fps以上 | 不可 | 対応ゲームで可能 |
| グラフィック設定 | 用意されたモードが中心 | 細かく変更できる |
| マウス・キーボード | ゲームごとに対応が異なる | 幅広く対応 |
例えばVALORANTのような競技性の高いFPSを遊びたい場合、PC版では映像設定を軽くして高いフレームレートを狙うことができます。
Apex Legendsなどでも、画質よりもフレームレートや入力遅延を優先する人は多いでしょう。
ただし、PCなら必ず240fpsが出るわけではありません。CPUやGPU、ゲーム内の状況によって変わります。
逆に60fpsや120fpsで満足できるのであれば、PS5 Proでも十分に楽しめます。
高フレームレートを追求したいのか、それとも高画質で快適に遊べればいいのか。
ここは購入前にはっきりさせておきたいポイントです。
意外と見落としがちなのが、サーバーの考え方です。
例えばApex LegendsだとPS5の人は基本的にPS5やPS4の人しかマッチしません。
PCのフレンドとプレイした場合のみPCサーバーでマッチすることができます。
これはゲームによるので細かいところで差があったりしますよという例で捉えてもらえればOKです!
ゲームソフトの種類はPCの方が圧倒的に幅広い
個人的に、ゲーミングPCを購入する大きな理由になるのが遊べるゲームの種類です。
PS5にも人気タイトルが数多く発売されていますが、PCではSteamをはじめ、さまざまなプラットフォームのゲームを購入できます。
特にSteamは、小規模な開発者が制作したインディーゲームや、早期アクセスで公開されている作品も豊富です。
友達と遊ぶ協力ゲーム、個性的なホラーゲーム、シミュレーションゲームなどを探していると、PC版しか発売されていない作品に出会うこともあります。
さらにPCではMODを利用できるゲームもあります。
MODとは、ユーザーが制作した追加要素や変更データのことです。ゲームの見た目を変更したり、遊び方を広げたりできます。
ただし、MODはすべての作品で使用できるわけではなく、導入には注意が必要です。
一方で、PlayStation向けに先行発売されるゲームや、PS5でしか遊べないタイトルもあります。
PlayStation Studiosの作品もPCに移植されることが増えていますが、すべての作品がPCで遊べるわけではありませんし、発売時期が異なる場合もあります。
結局のところ、自分が遊びたい作品がどちらで発売されているかが最も重要です。
どれだけ性能が高くても、遊びたいゲームがなければ意味がありません。
自分が遊びたい作品がどちらで発売されているかチェックしよう!
PCに移植されるのはかなり遅い場合があります!
PS5 Proはオンラインプレイに追加料金がかかる
本体価格だけを見るとPS5 Proはお買い得ですが、長く使用するなら維持費にも目を向けたいところです。
PS5では、多くの有料ゲームでオンラインマルチプレイを利用する際、PlayStation Plusへの加入が必要になります。
2026年10月時点で確認できる基本プランの通常料金は、次の通りです。
| PlayStation Plus エッセンシャル | 料金 |
|---|---|
| 1ヶ月利用権 | 850円 |
| 3ヶ月利用権 | 2,150円 |
| 12ヶ月利用権 | 6,800円 |
※一部の基本プレイ無料タイトルなどは、PlayStation Plusに加入しなくてもオンラインで遊べます。
PCの場合、Steamなどで一般的なオンライン対戦・協力ゲームを遊ぶために、プラットフォーム共通の有料会員サービスへ加入する必要はありません。
ただし、ゲーム自体に月額料金が設定されている場合などは別です。
PlayStation Plusはいろんなゲームやるなら意外とお買い得だけど元取れる気もしないです個人的には(笑)
5年間使用した場合の費用を比較
仮にPlayStation Plus エッセンシャルを5年間継続して利用すると、次の金額になります。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| PS5 Pro本体 | 137,980円 |
| PS Plus年間料金 | 6,800円 |
| PS Plusを5年間利用 | 34,000円 |
| 5年間の合計 | 171,980円 |
※料金が5年間変わらず、毎年12ヶ月利用権を通常価格で購入した場合の計算です。ゲーム代や電気代などは含みません。
本体だけなら13万円台ですが、オンライン料金を含めると5年間で17万円以上になります。
もちろん、PS Plusにはオンラインプレイ以外にも、毎月のフリープレイや加入者向け割引などの特典があります。
単純に無駄な費用というわけではありません。
ただ、長期間利用することを考えると、PCとの購入価格の差が少しずつ縮まるのは事実です。
ゲームソフト代はSteamの方が安い?
ゲームをたくさん購入する人なら、ソフトの価格も気になるでしょう。
Steamでは大型セールが定期的に開催されており、過去に発売された人気ゲームを大幅な割引価格で購入できることがあります。
PlayStation Storeでもセールは開催されているため、Steamだけが安いわけではありません。
同じタイトルでもセールの時期や割引率は異なります。
ただし、PCの場合はSteam以外にもゲームの販売サービスがあり、購入先の選択肢が比較的多いという利点があります。
一方、PS5 Proは標準でディスクドライブが搭載されていません。
パッケージ版のゲームを遊びたい場合は、別売りのディスクドライブが必要です。
PS5 Proでパッケージ版を遊ぶには追加費用が必要
PS5 Proに対応する純正ディスクドライブのソニーストア掲載価格は、11,980円です。
本体と合わせると149,960円になります。
パッケージ版には、中古ソフトを購入できることや、遊び終わったソフトを売却できることなどの利点があります。
特に新作ゲームを発売直後に購入して、クリア後に売却するような遊び方なら、ダウンロード版より出費を抑えられる場合があります。
反対に、ダウンロード版を中心に購入するならディスクドライブを追加する必要はありません。
PCのダウンロード版ゲームとPS5のパッケージ版ゲームでは購入後の扱いも違うため、どちらが安いかは遊び方によるところが大きいでしょう。
PCはゲーム以外にも使えるという大きな利点がある
PS5 ProとゲーミングPCを比較するとき、どうしてもゲーム性能に目が向きがちです。
しかし、ゲーミングPCはゲームしかできない機械ではありません。
普段のインターネット利用はもちろん、動画編集、画像編集、プログラミング、ゲーム配信などにも使えます。
特にゲーム実況や配信に興味がある人にとっては、PCを所有する利点は大きいでしょう。
PS5単体でも配信や録画は可能ですが、PCならOBS Studioなどを使って、映像や音声をより細かく管理できます。
Discordの音声とゲーム音を分離して録画したり、複数の画面やカメラを組み合わせたりすることも可能です。
また、今後さらに性能が必要になった場合、PCならグラフィックボードやメモリなどを交換できる可能性があります。
もちろん、パーツの互換性や電源容量などの制約はありますし、すべてのPCが簡単にアップグレードできるわけではありません。
それでも本体ごと買い替える以外の選択肢がある点は、PCならではの強みです。
PS5 Proは通常のPS5より本当にお買い得なのか?
ここまでゲーミングPCと比較してきましたが、実はもう一つ考えておきたい選択肢があります。
それが通常のPS5です。
2026年10月現在、日本国内では希望小売価格55,000円の「PlayStation 5 デジタル・エディション 日本語専用」が販売されています。
このモデルは本体言語や利用できるアカウントの地域などに制限がありますが、通常PS5の基本的なゲーム性能を備えています。
PS5 Proとの価格差を比べると、かなり大きな違いがあります。
| モデル | 希望小売価格(税込) |
|---|---|
| PS5 デジタル・エディション 日本語専用 | 55,000円 |
| PS5 Pro | 137,980円 |
| 価格差 | 82,980円 |
PS5 Proは、通常モデルの約2.5倍の価格です。
この価格差に見合う体験ができるかどうかは、かなり慎重に考える必要があります。
PS5 Proでしか遊べないゲームが増えるわけではない
PS5 Proは、PS5向けゲームをより高い画質や安定した動作で楽しむための上位モデルです。
基本的に、PS5 Pro専用のゲームを遊ぶために購入する機械ではありません。
通常のPS5でも、同じPS5向けゲームをプレイできます。
もちろん、PS5 Pro向けに強化されたタイトルでは、グラフィックやフレームレートに違いが出ます。
しかし、その違いが8万円以上の追加費用に見合うかは別の話です。
例えば、フルHDのモニターでゲームを遊んでいて、現状の画質に不満がない人なら、通常のPS5でも十分満足できる可能性があります。
反対に、4Kテレビを所有していて、少しでもきれいな映像で大作ゲームを楽しみたい人なら、PS5 Proを選ぶ意味はあります。
個人的には、コストパフォーマンスだけを重視するなら、PS5 Proより通常のPS5の方が優れていると考えています。
PS5 Proは、安くゲームを遊びたい人のための製品ではなく、より良いゲーム体験にお金をかけたい人のための製品です。
PS5 ProとゲーミングPC、それぞれのデメリット
ここまでの比較を整理すると、どちらにも購入前に理解しておきたい弱点があります。
PS5 Proのデメリット
- PC専用ゲームやSteamのゲームは遊べない
- 144fpsや240fpsなどの高フレームレートは狙えない
- 一部のゲームではオンラインプレイにPS Plusへの加入が必要
- 本体のGPUやCPUを交換して性能を上げることはできない
- パッケージ版を遊ぶにはディスクドライブの追加購入が必要
- PS5 Proへの対応状況によってゲームごとの性能向上に差がある
特に気になるのが、CPUやGPUを後から強化できないことです。
今後さらに負荷の高いゲームが登場しても、基本的には同じハードウェアで遊び続けることになります。
ゲーミングPCのデメリット
- 同程度のゲーム性能を目指すと購入価格が高くなりやすい
- GPU以外にもCPU・メモリ・SSDなどの構成を確認する必要がある
- ゲームによってはグラフィック設定を自分で調整する必要がある
- ドライバーやWindowsのトラブルに対応しなければならないことがある
- 周辺機器の購入費用が追加で必要になる場合がある
- 高性能なパーツを購入しても、すべてのゲームで性能を生かせるわけではない
PCは自由度が高い反面、自分で管理しなければならない部分も増えます。
特に初めてゲーミングPCを購入する場合、グラフィックボードだけを見て選ぶと、CPUやメモリなどで後悔する可能性もあります。
こうした面倒な部分をあまり考えず、ゲームだけを楽しみたい人にはPS5 Proの方が合っているでしょう。
PS5 Proをおすすめしたい人
PS5 Proを選んで後悔しにくいのは、次のような人です。
- 4Kテレビで高画質のゲームを楽しみたい
- PS5の人気タイトルを中心に遊ぶ
- 60fps程度で安定して遊べれば満足できる
- Steam専用ゲームにはあまり興味がない
- ゲーム用に20万円以上のPCを購入するのは抵抗がある
- PCの設定や管理に時間をかけたくない
特に、すでにPlayStationで多くのゲームを購入している人や、PS4・PS5のゲームを中心に遊んできた人なら、PS5 Proへの移行は比較的スムーズです。
高価な製品ではありますが、同程度のGPU性能を持つ新品ゲーミングPCとの比較なら、十分に価格競争力があるといえます。
ただし、通常のPS5から買い替える場合は、遊んでいるゲームがPS5 Proにどの程度対応しているかを事前に確認しておきましょう。
ゲーミングPCをおすすめしたい人
ゲーミングPCをおすすめしたいのは、次のような人です。
- Steamのゲームを幅広く楽しみたい
- PCでしか発売されていないゲームを遊びたい
- FPSで144fpsや240fpsなどの高フレームレートを狙いたい
- マウス・キーボードを中心にゲームを操作したい
- MODを利用してゲームを楽しみたい
- ゲーム実況や動画編集もしたい
- 将来的にPCの性能をアップグレードしたい
PCの魅力は、単純なグラフィック性能の高さだけではありません。
ゲームの遊び方そのものを広げられることにあります。
最初の購入費用は高くなりやすいものの、さまざまなゲームを遊んだり、配信や作業にも活用したりする人なら、長期的に見て満足度が高くなる可能性があります。
ただし、ゲームをするためだけに購入するのであれば、PCの機能をすべて使い切る必要はありません。
自分に必要な機能があるかどうかで判断しましょう。
まとめ|PS5 Proは高いゲーム機だが、PCと比較すると決して割高ではない
PS5 ProとゲーミングPCを比較してみると、PS5 Proの価格に対する印象は少し変わります。
13万円を超えるゲーム機と考えれば高価ですが、RTX 5060 Ti 16GBやRX 9060 XT 16GBクラスのGPUを搭載したゲーミングPCと比較すると、必ずしも割高ではありません。
2TBのSSDやコントローラーも付属しており、対応ゲームではPSSRなどを使った高品質な映像を楽しめます。
ゲームを遊ぶことだけに目的を絞れば、PS5 Proはよくまとまった製品だと思います。
ただし、PS5 Proを購入したからといって、通常のPS5では遊べない新しいゲームが遊べるようになるわけではありません。
55,000円の通常PS5との価格差を考えると、誰にでもPS5 Proをおすすめするのは難しいところです。
また、Steamの豊富なタイトルや高フレームレートでのプレイ、MOD、ゲーム配信などに魅力を感じるなら、最初からゲーミングPCを購入した方が後悔しないでしょう。
個人的には、純粋にゲームを楽しみたい人にはPS5 Pro、ゲームを趣味として幅広く楽しみたい人にはゲーミングPCをおすすめします。
そして、そこまで画質にこだわらない人なら、通常のPS5を購入して、浮いた予算をゲームソフトに回す選択も十分にありです。
高い方を購入すれば満足できるとは限りません。
自分がどんなゲームを、どんな環境で遊びたいのか。それを基準に選ぶことが、最終的には一番後悔しにくい買い方だと思います。
ゲーミングPC買うなら30万円は掛けたいですね!








