
配信やボイスチャット、ナレーション収録などで「マイクの位置が決まらない」「机の上がごちゃつく」と感じている人は多いはず。
そんなときに便利なのが“マイクアーム”です。
マイクを宙に浮かせて使えることで、デスクを広く使えるだけでなく、口元の位置を自由に調整できるため音質も安定。
しかし、Amazonなどを覗くと見た目や価格、形状がバラバラで「どれを選べばいいの?」と迷ってしまいますよね。
この記事では、
- 人気ランキングから見た売れ筋10選
- デザイン・機能・使いやすさで選んだ編集部の推し10選
の2部構成で、初めて買う人も買い替えを検討している人も納得できるようにまとめました。
用途別・タイプ別の選び方や、実際の使用感レビューコメントも掲載しています。
あなたの配信デスクや作業環境にぴったりのマイクアームを、この記事で見つけてみてください。
※amazon等で購入できないものは公式サイトのURLを貼ってありますので公式サイトをご参照ください。
売れ筋(Amazon等で人気)ランキング10選
1. オーディオテクニカ AT8700J
- 製品の説明:国内定番。内部バネ式で見た目スッキリ、2kg耐荷重で多くのコンデンサーマイクに対応。ケーブル留め面ファスナー付属。
- セールスポイント:国産ブランドの安心感/黒と白(WH)の2色展開。
- 金額:目安 ¥11,000(サウンドハウス)。
- レビュー:「AT4040+ショックマウントでも余裕。動作が静かで配信中に触ってもノイズが乗りにくい。」
- いいところ:質感・安定感/付属品が実用的。
- わるいところ:可動域は“標準〜やや広め”でロープロ特化ではない。
2. Elgato Wave Mic Arm LP(低背タイプ)
- 製品の説明:モニター下を横に滑らせる“ロープロファイル”設計。配信画面に映り込みにくい。
- セールスポイント:内部スプリング+ケーブルレール/カウンターウェイト同梱。
- 金額:実売は1万円台ことが多い(販売店で要確認)。※仕様の詳細は公式参照。
- レビュー:「顔出し配信で画面が開ける。モニター前の視界がとにかく広い。」
- いいところ:映り込み回避/配線スマート。
- わるいところ:高い位置取りはやや苦手(ロープロの特性)。
3. Logicool G(ブルー)コンパス
- 製品の説明:Blue由来のプレミアムアーム。内部バネ+ケーブルダクトで見た目が端正。耐荷重は最大1.1kg。
- セールスポイント:静かな動作と“映える”デザイン。
- 金額:¥17,600(公式ストア表記)。
- レビュー:「画角に入っても“機材映え”。配信セットの雰囲気が一段アップ。」
- いいところ:仕上げが美しく質感高い。
- わるいところ:重いマイク(>1.1kg)は非推奨。
4. RODE Microphones PSA1プラス
- 製品の説明:放送グレードの静音アーム。ショック吸収に優れ、SM7Bなどの定番とも好相性。
- セールスポイント:ソフトな動作/デスク振動の伝達が少ない。
- 金額:参考 ¥26,400(ヨドバシ)。
- レビュー:「触っても“キュッ”という金属ノイズがほぼ出ない。日々の取り回しが快適。」
- いいところ:静粛性/安定感。
- わるいところ:価格は高め。
5. 512オーディオ 512-BBA
- 製品の説明:内部高テンションスプリング、360°回転、約1.37kg対応の堅牢設計。
- セールスポイント:静音設計/広い可動域。
- 金額:参考 ¥8,980(サウンドハウス特価例)。
- レビュー:「価格以上の動作感。SM7Bクラスでも“ビタッ”と止まる。」
- いいところ:コスパと剛性のバランス◎。
- わるいところ:白などカラー展開は少なめ。
6. TONOR T20S
- 製品の説明:付属品(ショックマウント等)が充実したベストセラー系。はじめてのアームとして鉄板。
- セールスポイント:セット買いで即運用可。
- 金額:実売は低価格帯(Amazonで変動)。
- レビュー:「最初の一式として十分。買ってすぐ配信できた。」
- いいところ:付属品の多さ/コスパ。
- わるいところ:質感・静音性は上位機に劣る。
7. InnoGear ロープロファイル アーム
- 製品の説明:配信向けの低背型。横移動に強く視界が開ける。
- セールスポイント:手頃な価格でロープロ体験。
- 金額:低〜中価格帯(Amazonで変動)。
- レビュー:「正面カメラでもアームが映り込みにくい。」
- いいところ:設置自由度/価格。
- わるいところ:上下方向の高さは稼ぎにくい(ロープロ特性)。
8. NEEWER マイクアーム
- 製品の説明:可動性の広さと互換性(3/8″⇔5/8″)で人気。ロープロ版もあり。
- セールスポイント:サイズ/タイプの選択肢が豊富。
- 金額:低〜中価格帯(Amazonで変動)。
- レビュー:「はじめての一本で“クセ”が少ない。」
- いいところ:入手性/互換性。
- わるいところ:個体差レビューが散見される。
9. サンワダイレクト 100-MCST001(ロープロ対応)
- 製品の説明:日本メーカー。クランプ/ネジ止め両対応、3/8・5/8・1/4対応モデルもラインアップ。耐荷重2kg。
- セールスポイント:国内サポート/設置方式の選択肢。
- 金額:店頭価格は要確認(新製品系)。
- レビュー:「国産らしい使い勝手。説明書が分かりやすい。」
- いいところ:対応ネジ規格が広い。
- わるいところ:品番で仕様が異なるため要確認。
10. IKEA LÅNESPELARE(ローネスペラレ)マイクアーム
https://www.ikea.com/jp/ja/p/lanespelare-microphone-arm-with-screw-mount-anthracite-70571398
- 製品の説明:最安級のゲーミングシリーズ。スクリューマウント式。2025/9/4から値下げの告知あり。
- セールスポイント:とにかく安い/入門の“お試し”に。
- 金額:¥999(IKEA新価格。終売間近の案内あり)。
- レビュー:「まずは“アーム体験”を低コストで。」
- いいところ:価格破壊。
- わるいところ:耐荷重・静音・質感は上位機に及ばず。
価格での考慮を外したおすすめ10選(使いやすさ・機能・見た目)
1. Yellowtec m!ka (※高級です)
https://tacsystem.jp/products/yellowtec/mika_mic_and_monitor_mounting_system?utm_source=chatgpt.com
- 製品の説明:放送局御用達。内部配線&美しい仕上げ。サイズ3種、On-Airランプ有無など構成が豊富。
- セールスポイント:スタジオ級の見た目と理想的な可動/整線。
- 金額:上位価格帯(販売店により大きく変動)。
- レビュー:「デスク景観の完成度が別格。撮影背景に写っても“作品”になる。」
- いいところ:質感・可動・配線美。
- わるいところ:価格と入手性。
2. OCホワイト プロブーム エリート

- 製品の説明:老舗放送ブランド。スムーズな関節動作と高い耐久でプロ定番。
- セールスポイント:クランプやXLR内蔵モデル等の選択肢。
- 金額:上位価格帯(海外流通基準)。
- レビュー:「“触れば分かる”放送機材の安定感。」
- いいところ:耐久・静音。
- わるいところ:国内入手がやや難。
3. ハイルサウンド PL-2T

- 製品の説明:ブロードキャスト用途の名作アーム。5/8″ネジ、クランプ付属。
- セールスポイント:静かな動作と素直な可動。
- 金額:中〜上位帯(国内は流通店で要確認)。
- レビュー:「余計な反発が少なく、角度決めが“スッ”と決まる。」
- いいところ:信頼性。
- わるいところ:カラー/装飾は控えめ。
4. K&M 23850 / 23840
- 製品の説明:ドイツK&Mのデスクアーム。工業製品としての剛性と長寿命で定評。
- セールスポイント:堅牢/交換部品の供給が比較的安定。
- 金額:例)23840 ¥11,000(表記例)。
- レビュー:「長く使う前提ならK&M。ガタが出にくい。」
- いいところ:耐久・実用性。
- わるいところ:やや武骨な見た目。
5. Elgato Wave マイクアーム Pro(ローバック)
- 製品の説明:ロープロの上位版。新サスペンションで超スムーズ。ヒンジキャップ交換対応。
- セールスポイント:配信画面に映らず、質感も高い。
- 金額:上位価格帯(販売店で要確認)。
- レビュー:「画面の“抜け”と操作感が気持ちいい。」
- いいところ:動作の静かさ/外観。
- わるいところ:価格。
6. Elgato Wave マイクアーム(ハイライズ / MK.2)
- 製品の説明:高い位置取りができる万能タイプ。ボールヘッド&カウンターウェイトで微調整が容易。
- セールスポイント:配線レール/静かな動作。
- 金額:中〜上位帯(販売店で要確認)。
- レビュー:「重めのマイクも重心調整で“ピタ止め”。」
- いいところ:調整のしやすさ。
- わるいところ:重量物はバランス取り必須。
7. Desk-Mounted Broadcast/Podcast Boom Mic Stand(GFWMICBCBM1000)
- 製品の説明:XLR内蔵モデルやOn-Airランプ付きなど派生が豊富。放送/ポッドキャスト志向。
- セールスポイント:配線を隠してデスクをクリーンに。
- 金額:中価格帯(海外基準の目安)。
- レビュー:「ケーブル内蔵で配線が一気に片付く。」
- いいところ:機能バリエーション。
- わるいところ:国内在庫が流動的。
8. 512オーディオ 512-BBA
- 製品の説明:静音・高テンションスプリング、360°回転、~1.37kg対応。
- セールスポイント:“止まり”が良い操作感。
- 金額:参考 ¥8,980(取扱店例)。
- レビュー:「プロ寄りの動作をお値打ちで。」
- いいところ:価格対性能。
- わるいところ:カラバリ少。
9. RØDE PSA1+(ホワイト含む)
- 製品の説明:静粛性重視の上位機。カラー展開でセットの統一感を出しやすい。
- セールスポイント:ショック吸収◎/見た目も上質。
- 金額:上位帯(店頭で要確認)。
- レビュー:「“触っても静か”は正義。収録が安定。」
- いいところ:放送クオリティ。
- わるいところ:価格。
10. Logicool G(Blue)Compass(公式)
- 製品の説明:内部バネ+ケーブルマネジメント、最大1.1kg対応。黒で統一感のある配信環境を演出。
- セールスポイント:映像映え/静かな関節。
- 金額:¥17,600(公式)。
- レビュー:「機材を“見せる”系セットに最高。」
- いいところ:質感・見た目。
- わるいところ:重マイクは要注意(1.1kgまで)。
失敗しない選び方(要点だけ)
- 型の違い:
- ロープロファイル…モニター下から横に伸ばす。配信画面に映り込みにくい(Elgato LP/Pro 等)。
- 従来型(ハイライズ)…上下の高さを取りやすく、歌・ナレーションで口元に合わせやすい(AT8700J/PSA1+ 等)。
- 耐荷重:SM7B+ショックマウントは1.1〜1.5kg近くなる場合も。スペックの余裕を取る。
- ネジ規格:5/8″(米)と3/8″(欧)。変換アダプタ同梱か確認(多くは付属)。
- 静音性:バネむき出しより内部スプリングの方が“触りノイズ”を抑えやすい(PSA1+/Compass/512-BBA 等)。
- 配線:ケーブルレール/内蔵XLRは配信画面がスッキリ(Gator 内蔵XLRモデル)。
よくある質問
Q. SM7Bで使うなら?
A. 耐荷重と“止まり”の良さ重視。PSA1+/AT8700J/512-BBAあたりが扱いやすい選択です。
Q. 顔出し配信でアームが邪魔。
A. ロープロファイルが有利。Elgato LP/Pro、サンワ 100-MCST001など。
Q. まずは安く試したい。
A. IKEA LÅNESPELAREが圧倒的低価格(¥999)※在庫・終売時期に注意。
まとめ
- 迷ったら:バランス型のAT8700J、静音重視ならPSA1+、画面映えと取り回し重視ならElgato(LP/Pro)。
- アップグレード先:景観と操作感まで突き詰めるならYellowtec m!ka/OC Whiteの放送級。
中古とかでもよければメルカリ等で探すのがオススメです、しかし長く使われていたもの等はバネやガススプリングが劣化して場所を維持できない等のトラブルがあるので注意が必要です。