Steamといえば、世界中のゲーマーが集う最大級のPCゲームプラットフォーム。
ゲームを買う前にレビュー欄をのぞく人も多いでしょうが、そこには単なる評価や批評を超えて、“もはやコメディ”ともいえる文章の宝庫が広がっています。
今回は、そんなカオスで笑えるレビューが大量に投稿されているゲームを10作品厳選し、その面白さの理由や背景も解説します。
この記事を読んだ後、あなたもきっとレビュー欄巡りがやめられなくなるはずです。
1. Goat Simulator
- ジャンル:物理演算バカゲー
- 概要:ヤギになって街を爆走、ジャンプ、頭突き、何でもあり。物理法則はほぼ無視。
- カオスレビュー要約:
- 「人生で最も無駄な時間を過ごした。だがそれが良い。」
- 「このゲームを5分やって腹筋が崩壊した。笑いすぎで。」
- 背景:ゲーム自体がネタ枠として作られており、プレイヤーも全力でふざけるためレビュー欄もジョークの応酬。
2. Getting Over It with Bennett Foddy
- ジャンル:鬼畜難易度アクション
- 概要:壺に入った男がハンマーで山を登る。少しのミスで地獄のように落下。
- カオスレビュー要約:
- 「恋人に振られた。原因はこのゲームだと信じている。」
- 「悟りを開いた気がする。でも心は壊れた。」
- 背景:理不尽さと精神的負荷が高く、怒りや絶望をユーモアに変えて投稿する文化が生まれた。
3. Crab Game
- ジャンル:オンラインパーティーゲーム
- 概要:某サバイバルドラマ風のミニゲームで生き残りを競う。無料&ボイスチャットあり。
- カオスレビュー要約:
- 「友達とやったら友情が終わった。」
- 「知らない人に罵倒されながらジャンプしていた。楽しかった。」
- 背景:無料で誰でも参加できるため、フレンド同士の煽り合いや初対面同士のカオスな交流が発生。
4. Euro Truck Simulator 2
- ジャンル:運転シミュレーター
- 概要:ヨーロッパ中をトラックで走り、荷物を届ける。
- カオスレビュー要約:
- 「現実でトラック運転手なのに、家でもトラックを運転している。」
- 「事故って荷物を落とした。でも景色がきれいだったから満足。」
- 背景:ガチ勢と癒やし目的のプレイヤーが混在し、レビューの方向性が多様化してカオス化。
5. Totally Accurate Battle Simulator (TABS)
- ジャンル:物理演算バトルシミュレーター
- 概要:棒人間のような兵士たちを戦わせる。挙動があまりにシュール。
- カオスレビュー要約:
- 「弓兵が自軍に矢を打ち込んで全滅。ありがとう。」
- 「歴史が狂った。でも笑えたからOK。」
- 背景:意図しない動きやバカバカしい戦い方が続出し、それをネタにする文化が定着。
6. Human: Fall Flat
- ジャンル:物理パズル
- 概要:ぐにゃぐにゃした人間キャラを操作してゴールを目指す。落下と失敗が日常茶飯事。
- カオスレビュー要約:
- 「協力プレイのはずが妨害プレイになった。」
- 「笑いすぎで進まないゲーム。」
- 背景:操作性の独特さと友人とのふざけ合いがカオスレビューの温床に。
7. Garry’s Mod
- ジャンル:サンドボックス
- 概要:自由度が高く、ほぼ何でも作れる物理エンジン遊び場。
- カオスレビュー要約:
- 「遊び始めて10分後、空から冷蔵庫が降ってきた。」
- 「説明できないけど最高。」
- 背景:無限の自由があるため、プレイヤーの奇行と想定外の出来事が日常茶飯事。
8. The Stanley Parable
- ジャンル:メタフィクションADV
- 概要:ナレーションに従ったり逆らったりして進むゲーム。選択肢が破天荒。
- カオスレビュー要約:
- 「ゲームなのにゲームをしていない気分になった。」
- 「ナレーターと喧嘩した。」
- 背景:意図的にプレイヤーを混乱させる構造のため、レビューも哲学や混乱ネタに。
9. Untitled Goose Game
- ジャンル:いたずらアクション
- 概要:ガチョウとなって村人にいたずらし放題。
- カオスレビュー要約:
- 「人生で最もガチョウらしい時間を過ごした。」
- 「このゲームのせいで本物のガチョウを見ると笑ってしまう。」
- 背景:ほのぼのしながらも、プレイヤーは全員破壊神になる。
10. Cyberpunk 2077(初期版)
- ジャンル:オープンワールドRPG
- 概要:未来都市を舞台にした壮大な物語…のはずが初期はバグ祭り。
- カオスレビュー要約:
- 「車が空を飛んだ。仕様かと思った。」
- 「NPCが逆立ちしながら会話してきた。」
- 背景:発売当初のバグが多すぎて、怒りより笑いに転化されたレビューが多発。
カオスレビューあるある
- 自虐ネタ:「気づいたら朝になってた。助けて。」
- 関係ない体験談:「このゲームを始めてから犬が元気になった。」
- 小説風レビュー:「彼は静かに立ち上がり、そして崖から落ちた。」
- バグを逆に褒める:「物理演算がおかしい…最高!」
まとめ
Steamレビューは、本来は購入の判断材料ですが、時にはそれ以上のエンタメコンテンツになります。
レビュー欄を眺めているだけで笑える、そんな“裏の楽しみ方”を知ってしまうと、もうゲーム選びは別の意味で楽しくなるでしょう。
気になった方は、ぜひ自分でもレビュー欄をのぞいて、お気に入りのカオスコメントを探してみてください。